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塗装が出来ない屋根材「コロニアルNEO」|塗り替えが無駄になる理由や製造期間まで詳しくご紹介!
コロニアルNEOはクボタ株式会社(現:ケイミュー)より販売されていたスレート屋根材であり、2001年4月~2007年12月まで製造されていました。
アスベスト非含有屋根材として広く採用された屋根材ですが、その一方で「塗装が出来ないノンアスベスト屋根材」としても知られています(>_<)
この記事ではコロニアルNEOの特徴や製造期間、塗り替えが出来ない理由について詳しい情報を解説いたします(^^)/
コロニアルNEOの特徴・製造期間
コロニアルNEOとは、クボタ株式会社(現:ケイミュー社)より2001年4月~2007年12月までの期間で発売されたスレート屋根材を指します!
この時代、アスベストによる健康被害が社会問題化していましたが、コロニアルNEOはアスベスト非含有屋根材として開発されました。
その為、「安心して使用できる屋根材」として幅広く採用される事となります。
しかし、その一方でコロニアルNEOは、後に耐久性に問題があることが明らかになりました(>_<)
築10年程度で割れ・欠損などの劣化症状が多く見られるようになり、変色・不規則なひび割れ・大きな欠けなどの症状が発生してしまいます。
コロニアルNEOに塗装が出来ない理由
冒頭でもお伝え致しました通り、コロニアルNEOは塗装が困難な屋根材として知られています。
その主な理由が、前述にご説明をした「耐久性の問題」です。
コロニアルNEOは約10年程度で様々な症状が発生してしまいますが、塗装だけでは根本的な問題を解決できません。
適切な時期にどれだけ高品質な塗料を使用して塗装を施しても劣化症状は止める対策にはならず、屋根はどんどんボロボロになってしまいます。
また、塗装工事の前段階に高圧洗浄を行う必要がありますが、屋根を綺麗にするどころか脆くなった屋根材を破損させる可能性もあります。
コロニアルNEOはスレート屋根材の一種ですが、塗装によるメンテナンスはおすすめできません!
コロニアルNEOが使用されている屋根の現地調査事例
こちらは、横浜市瀬谷区相沢のお客様よりご依頼をいただいた現地調査の流れとなります。
実際のコロニアルNEOの劣化症状をご紹介させていただいておりますので、ぜひご覧ください!
⇒横浜市瀬谷区相沢の住宅にてコロニアルNEOが使用された屋根の現地調査
コロニアルNEO同様に欠陥を抱えている「ノンアスベスト屋根材」
それでは、どうしてコロニアルNEOはこのような欠陥を抱えてしまう事になったのでしょうか(・・?
それは、コロニアルNEOが「ノンアスベスト屋根材」であることが関係しています。
「ノンアスベスト屋根材」とはその名の通りアスベスト非含有屋根材を称する言葉ですが、特に「2000年前後に販売されたアスベスト非含有屋根材の先駆け商品」を指す言葉として一般的です。
アスベストの健康被害の問題を受けて各メーカーが製造・開発したノンアスベスト屋根材でしたが、当時そうした製品の製造技術はまだ確立されていませんでした。
その為、ノンアスベスト屋根材はコロニアルNEO同様に耐久面で大きな欠陥・問題を抱えてしまう事となります。
以下は、ノンアスベスト屋根材と呼ばれる屋根材の種類です。
・クボタ(現:ケイミュー) コロニアルNEO
・ニチハ パミール
・セキスイ かわらU
製品によって劣化症状の特徴は変わってきますが、ひび割れ・色褪せ・剥離症状などにより屋根材が著しく劣化してしまう点は共通しています(>_<)
コロニアルNEO同様、ノンアスベスト屋根材は基本的に塗装メンテナンスを施す事は出来ません!
2000年前後にスレート屋根を新設された場合、ノンアスベスト屋根材が使用されている可能性があります。
「ご自宅の屋根にどの様な屋根材が使用されている分からない」という方がおられましたら、事前に調べておくことをおすすめいたします!
ノンアスベスト屋根のメンテナンス方法
ここまで、コロニアルNEOを含むノンアスベスト屋根材に塗装メンテナンスを施す事が出来ない理由についてご紹介させていただきました。
ノンアスベスト屋根のメンテナンス方法は、「屋根葺き替え工事」「屋根カバー工法」の2つより選択する必要があります。
以下にそれぞれの特徴について詳しくご紹介いたしますので、ぜひメンテナンスをご検討される参考にしてみてください。
屋根葺き替え工事
〇参考費用 税込 14,300円/㎡~
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を完全に撤去して新しい屋根材に交換するリフォーム方法です!
屋根材だけでは無く野地板・防水紙(ルーフィング)などの屋根下地材のメンテナンスも行う事から、屋根を新品同様に出来る事が大きなメリットです。
雨漏り被害や野地板の著しい腐食などを含め、屋根に生じているトラブルを一度に全て解決する事が出来ます😊
一方、既存屋根材の撤去~新しい屋根材の新設まで、数ある屋根工事の中でも非常に工事規模が大きいです。
その為、工事に掛かる費用・期間は後述のカバー工法と比較して、大きくなる傾向にあります。
屋根カバー工法
〇参考費用 税込 9,900円/㎡~
屋根カバー工法は既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねるリフォーム方法です。
この工法は「重ね葺き」とも呼ばれ、撤去作業を必要としないことから工事期間が短く、コストを抑えられるのが大きな魅力です!
また、屋根が2重構造となることから必然的に断熱性・遮音性も向上します。
ただし、屋根下地材である野地板まで著しく劣化・腐食している状態では採用する事は出来ません(>_<)
ノンアスベスト屋根材は屋根材の劣化が進行しやすく、それにより下地材もダメージを受けやすい状態にあると言えます。
屋根カバー工法を採用する為には、下地材の劣化・腐食が進行する前に施工を検討される事が大切です!
カバー工法による施工の可否を含め、信頼できる施工業者・リフォーム会社へ相談・診断を依頼してみましょう。
ノンアスベスト屋根のメンテナンスも街の屋根やさんにお任せください!
今回はコロニアルNEOの特徴・製造期間をはじめ、ノンアスベスト屋根に塗装工事を施す事が出来ない理由や適切なメンテナンス方法をご紹介させて頂きました!
前述の通り、コロニアルNEOは「塗装を施しても無駄になってしまう」ことから、塗装をご提案する事が出来ません(>_<)
しかし、中にはそうした知識が乏しい事を理由に塗装メンテナンスをご提案してしまう施工業者も残念ながら存在します!
の屋根やさんは、ノンアスベスト屋根の点検・メンテナンス実績も豊富に持っていますのでご安心ください。
経験豊かな専門スタッフによる無料点検により、最適な施工方法をご提案させて頂きます。
外壁修理・外壁塗装などを含め、お住まいのお困り・ご不安事に幅広くご対応可能ですのでぜひお気軽にお問い合わせください!
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横浜市瀬谷区の屋根リフォーム・屋根工事のご相談につきましても、ぜひ私達にお任せください!
記事内に記載されている金額は2024年12月13日時点での費用となります。
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