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【波型スレート屋根の基礎知識】劣化を防ぐメンテナンス方法を紹介します!
波型スレートとは
波型スレート屋根は、軽量かつ耐久性に優れた屋根材として、住宅や工場、倉庫など幅広い用途で使用されている屋根材の一つです。
その最大の特徴は、波状に加工された形状によって強度が高まり、雨水の流れがスムーズになることです。この波型のデザインは、単なる美観の向上だけでなく、屋根材同士の密着性を高め、防水性を強化する役割も果たしています!
波型スレートの種類
波型スレートには、大きく分けて「大波」と「小波」の2つの種類があります。それぞれの波形には特性があり、用途や設置場所に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
大波スレート
大波スレートは、その名の通り波の山と谷の間隔が広く、高さがあるスレートを指します。波幅が広いため、強度が高く、広い屋根面にも適しています。
工場や倉庫など、屋根面積が大きい建物で使用されることが多く、雨水の排水性にも優れているため、大雨が多い地域や屋根勾配が緩やかな場所に適しています。
また、大波は設置に必要な枚数が少なく、施工効率が高い点もメリットです!
小波スレート
一方、小波スレートは波の間隔が狭く、波形が細かいスレートを指します。波幅が狭いため、大波に比べて見た目が繊細で、美観を重視する場所に向いています。
住宅や小規模な建物の屋根や壁材として使用されることが多く、軽量で取り扱いが簡単な点が特徴です。
また、小波は大波に比べて柔軟性が高く、細かい加工が必要な部位にも適用しやすいという利点があります。
このように、「大波」と「小波」は波型スレートの中でも明確に用途が分かれています。建物の用途やデザイン、気候条件を考慮し、最適な波型スレートを選ぶことが、長期間にわたる耐久性と美観の維持につながります。
波型スレートは定期的なメンテナンスが必要です
波型スレートの屋根は、耐久性が高くコストパフォーマンスに優れていますが、定期的なメンテナンスを行うことでその寿命を延ばし、機能を最大限に保つことができます。
適切なメンテナンスは、雨漏りや劣化によるトラブルを防ぐために不可欠です!
定期点検
波型スレート屋根のメンテナンスで最も重要なのが定期点検です。特に、ひび割れや色褪せ、コケやカビの発生を早期に発見することが重要です。
点検は年に1回程度を目安に行い、大雨や台風の後には早急に確認するようにしましょう。
汚れやコケの清掃
波型スレート屋根は、長期間放置すると表面に汚れやコケが付着することがあります。これらを放置すると見た目が悪くなるだけでなく、屋根材の劣化を早める原因にもなります。
清掃には高圧洗浄機が効果的ですが、洗浄圧が高すぎると屋根材を傷める可能性があるため、専門業者に依頼することをお勧めします。
補修作業
ひび割れや欠けが見つかった場合は、速やかに補修を行いましょう。
ひび割れが小さい場合は、防水塗料やシーリング材での補修が可能ですが、広範囲に及ぶ場合や屋根材自体が大きく損傷している場合は、交換が必要になることもあります。
波型スレートの主なメンテナンス方法
波型スレート屋根のメンテナンスには、主に「屋根塗装工事」と「屋根カバー工法」の2つの方法があります。それぞれに特徴があり、屋根の状態や予算、建物の用途に応じて最適な選択をすることが重要です。
屋根塗装工事
屋根塗装工事は、スレート屋根の表面に新たな塗膜を形成することで防水性や美観を回復させる方法です。この方法は、屋根材自体が大きく損傷していない場合に適しています。塗装工事には以下のメリットがあります。
防水性能の回復:塗膜が雨水の浸入を防ぎ、屋根材の劣化を抑えます。
美観の向上:塗り直しにより屋根が新しい状態に近づき、建物全体の外観が整います。
コストの低さ:カバー工事に比べて費用を抑えられるため、手軽にメンテナンスが可能です。
一方で、塗装工事の効果は5~10年程度と比較的短期間であるため、定期的な塗り直しが必要です。
屋根カバー工法
屋根カバー工事は、既存の波型スレート屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。この方法は、屋根材が劣化して塗装工事では十分な効果が得られない場合に採用されます。カバー工事には以下のメリットがあります。
耐久性の向上:新しい屋根材を重ねることで、耐久性が大幅に向上します。
断熱性や遮音性の向上:新しい屋根材の性能によって、室内環境が改善されることがあります。
廃材処理の簡略化:既存の屋根材を撤去せず、その上に施工するため、廃材処理費用を削減できます。
ただし、カバー工事は塗装工事に比べて初期費用が高く、屋根に追加の重量がかかるため、建物の構造に配慮する必要があります。
どちらの方法を選ぶべきかは、屋根の状態や将来的なコスト、耐久性の要求によって異なります。屋根材の劣化状態や建物全体の状況を専門業者に相談し、適切なメンテナンス方法を選びましょう!
劣化具合が酷い場合は「屋根葺き替え工事」が必要になることも…
波型スレート屋根は耐久性が高いとされていますが、経年劣化が進行し、状態が酷い場合には「屋根葺き替え工事」が必要になることがあります。
葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する大規模なメンテナンス方法です。
屋根葺き替え工事が必要となるケース
以下のような場合、塗装工事やカバー工事では対応できず、葺き替え工事が求められることがあります。
屋根材の劣化が激しい:ひび割れや欠けが広範囲に及び、補修で対応できない場合。
防水性能の喪失:防水層が完全に劣化して雨漏りが頻発する場合。
構造部の劣化:屋根下地や構造体に腐食や損傷が見られる場合。
アスベスト含有製品の使用:古いスレート材でアスベストを含むものは、健康リスクや環境規制の観点から交換が必要です。
屋根葺き替え工事のメリット
屋根全体が新しくなる:屋根材だけでなく、下地も含めて一新するため、耐久性が大幅に向上します。
デザインの自由度:新しい屋根材や色、デザインを選ぶことで、建物全体の印象を変えることができます。
安全性の向上:劣化部分をすべて取り除くため、建物の安全性を確保できます。
屋根葺き替え工事の注意点
葺き替え工事は、塗装工事やカバー工事に比べて費用が高額になる点に注意が必要です。
また、工事期間も長くなるため、事前のスケジュール調整が重要です。
特にアスベストを含むスレート材の撤去には専門的な処理が必要で、費用や施工業者の選定に慎重を期す必要があります。
劣化具合が酷い屋根を放置すると、雨漏りや建物の構造への影響が拡大する恐れがあります。屋根葺き替え工事は費用と時間がかかる分、根本的な修繕が可能で、建物の寿命を大幅に延ばすことができます。劣化が深刻な場合は、専門業者に診断を依頼し、適切な時期に葺き替え工事を検討しましょう!
波板スレートのメンテナンスも街の屋根やさんにお任せください
波板スレート屋根は、耐久性とコストパフォーマンスに優れた屋根材ですが、経年劣化や外的要因により、ひび割れや汚れ、コケの発生などの問題が生じることがあります。こうしたトラブルを未然に防ぎ、屋根の性能を長期間保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
街の屋根やさんでは、波板スレート屋根のメンテナンスを安心してお任せいただける専門的なサービスを提供しています!
波板スレート屋根の劣化を放置すると、建物全体の安全性や快適性に影響を及ぼす可能性があります。街の屋根やさんでは、適切なメンテナンスを通じて、お客様の大切な屋根を守り続けます。気になる劣化や異常がある場合、または定期点検をご希望の際は、ぜひ街の屋根やさんにご相談ください。
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