築10年のスレート屋根調査|横浜市青葉区でのメンテナンス検討ポイント

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築10年のスレート屋根調査|横浜市青葉区でのメンテナンス検討ポイント

更新日:2025年09月03日

横浜市青葉区で行ったスレート屋根の調査

横浜市青葉区にお住まいのお客様から、スレート屋根のメンテナンスを検討しているとのご相談をいただきました。

築10年程経過した屋根は、見た目の変化が少なくても、劣化が進行している可能性があります。

今回の調査では、屋根材はコロニアルクアッドで、天窓や換気棟といった設備も設置されていることが確認できました。

これらは快適な住環境に大きなメリットをもたらす一方、特に天窓は雨漏りリスクとも向き合っていく必要があるので、定期的な点検が欠かせません。

築10年程のスレート屋根


天窓のあるスレート屋根の注意点

調査を進めると、天窓が二か所設置されていることが確認できました。

天窓は室内に自然光を取り込み、採光性を高める魅力的な設備です。

しかし、取り合い部分のシーリングや防水処理は年数が経過すると劣化しやすく、雨漏りの原因になりやすい箇所でもあります。

築10年を過ぎた段階では、目視では問題がなくても内部のシーリング材が劣化しているケースが多く、早めの点検・補修が安心につながります。

天窓が二か所ついていました


換気棟の劣化とメンテナンス

次に確認できたのは、新築時から設置されている換気棟です。

換気棟は屋根内部の熱や湿気を効率よく排出し、結露防止や断熱効果を高める重要な役割を担っています。

建物を長持ちさせるために欠かせない設備の一つと言えます。

扱いとしてはそのほかの棟と変わらないので、屋根全面の工事などになる際は取り外して交換となることが多いです。

新築時から換気棟が付いていました


コロニアルクアッド屋根材の特徴

今回の調査対象である屋根材は、コロニアルクアッドでした。

これは軽量で施工性に優れ、現在の戸建て住宅で広く採用されているスレート屋根材です。

耐震性にも優れていますが、経年劣化により表面の塗膜が傷み、色あせや防水性能の低下が見られるようになります。

日当たりや風の影響を受けやすい地域では、築10年前後からメンテナンスを検討するのが望ましいタイミングです。

屋根材はコロニアルクアッドでした


屋根全体の状態とメンテナンス時期

現地調査の結果、全体的に大きな破損は見られませんでしたが、表面の塗装は劣化が始まっており、防水機能が低下している兆候が見られました。

この段階で適切なメンテナンスを行えば、屋根材の寿命を延ばし、綺麗に長く現在の屋根を使うことができるでしょう。

築10年目は、屋根塗装やシーリングの補修を行う最適なタイミングです。

放置してしまうと塗膜の劣化が進行し、屋根材の割れや反りにつながることも珍しくないので、今後どれぐらい今の家に住むかなども考えながらメンテナンス方法を検討していきたいところです。

屋根のメンテナンスを考えている


スレート屋根のメンテナンス方法

スレート屋根のメンテナンス方法には、主に以下の3つがあります。

 1.屋根塗装

  表面の防水機能を回復させ、美観も取り戻せます。築10年での実施がおすすめです。

 2.部分補修

  天窓周りのシーリング、防水処理を中心に行い、雨漏りリスクを抑えます。

 3.屋根カバー工法(重ね葺き)

  既存の屋根材の上に新しい金属屋根材を被せる方法で、塗装では補えない劣化が進んだ場合に有効です。

湿気や風雨の影響を受けやすいエリアでは、適切な施工方法を選ぶことが重要です。


まとめ

今回の調査でわかったのは、築10年程のスレート屋根(コロニアルクアッド)はメンテナンスを検討する最適な時期に入っているという点です。

特に、天窓は雨漏りのリスクが高まる箇所であり、早めの点検・補修が必要不可欠です。

街の屋根やさんでは、横浜市青葉区を含め地域密着で屋根調査・工事を承っております。

お住まいの屋根の状態が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2025年09月03日時点での費用となります。
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