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横浜市金沢区富岡東にてコロニアルNEOが使用されたスレート屋根へディプロマットスターを使いカバー工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法、雪止め設置
築年数15年
平米数91.7平米
施工期間5日間(仮設足場除く)
使用材料ディートレーディング ディプロマットスター
色:カフェ
費用146.7万円
保証10年
ハウスメーカーハウスメーカー不明地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
「訪問業者から屋根が傷んでいると指摘された。心配なので点検をお願いしたい。」と、横浜市金沢区富岡東にお住まいのK様より私たち街の屋根やさんへご相談を頂きました。たまたま近くで工事をしていたという業者に棟板金が傷んでいると指摘を受け、よくわからないまま屋根の上がって見てもらったそうです。その後、棟板金ではなく屋根全体の改修工事の見積を提示され、本当に屋根全体の工事が必要なのかとお悩みになられていらっしゃいました。
さっそく現地にて全体の改修工事が必要な状態なのかどうか梯子を架けて屋根に上がらせて頂きました。すると、すぐに分かりましたのが現在築13年から18年経過しているお住まいによく使われていたノンアスベストスレートによく見られる、スレート表面のクラックが多い事が分かりました。特徴的なそのクラックの出方と築年数から考慮しますと、旧クボタのコロニアルNEOと判明致しました。そのクラックの数が異様に多く確認できた事と、一度は屋根に上がっては見ましたが踏んでいる屋根の感触が今にも割れてしまいそうな程でした。
調査後に屋根の状態を撮影した写真をご覧頂きながらご説明させて頂き、本来塗装でのメンテナンスが可能なスレート屋根ですが、コロニアルNEOと呼ばれる塗装が無駄になってしまう屋根材が使われている事をご理解頂け、屋根全体の改修工事として屋根カバー工事をご提案させて頂きました。ご要望に近隣へご迷惑をかけず、また長い間屋根本体にメンテナンスが必要のない商品はないかとの事でしたのでディートレーディングの砂付きジンカリウム鋼板金属屋根であるディプロマットスターを使用しての屋根カバー工事をご用命頂けました。また、本来こちらの勾配では必要のない雪止め金具も、万が一を心配されておりましたので、ご提案し一緒に取り付ける事となりました。
新型コロナウィルス対策として、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒などの感染拡大防止に努めておりますので安心して調査や工事のご用命を頂けるように努めております。
さっそく現地にて全体の改修工事が必要な状態なのかどうか梯子を架けて屋根に上がらせて頂きました。すると、すぐに分かりましたのが現在築13年から18年経過しているお住まいによく使われていたノンアスベストスレートによく見られる、スレート表面のクラックが多い事が分かりました。特徴的なそのクラックの出方と築年数から考慮しますと、旧クボタのコロニアルNEOと判明致しました。そのクラックの数が異様に多く確認できた事と、一度は屋根に上がっては見ましたが踏んでいる屋根の感触が今にも割れてしまいそうな程でした。
調査後に屋根の状態を撮影した写真をご覧頂きながらご説明させて頂き、本来塗装でのメンテナンスが可能なスレート屋根ですが、コロニアルNEOと呼ばれる塗装が無駄になってしまう屋根材が使われている事をご理解頂け、屋根全体の改修工事として屋根カバー工事をご提案させて頂きました。ご要望に近隣へご迷惑をかけず、また長い間屋根本体にメンテナンスが必要のない商品はないかとの事でしたのでディートレーディングの砂付きジンカリウム鋼板金属屋根であるディプロマットスターを使用しての屋根カバー工事をご用命頂けました。また、本来こちらの勾配では必要のない雪止め金具も、万が一を心配されておりましたので、ご提案し一緒に取り付ける事となりました。
新型コロナウィルス対策として、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒などの感染拡大防止に努めておりますので安心して調査や工事のご用命を頂けるように努めております。
担当:新海
コロニアルNEOが使われたスレート屋根の様子
こちらは現地調査時の屋根の様子になります。軒先に梯子を架けて屋根にあがりますと、すぐにわかりましたのが、写真の赤く囲んでいるような個所のスレートの割れや欠けです。軒先から見るだけでもスレートの先端、小口周辺のスレートがボロボロです。この様な状態になるスレートはノンアスベストスレートに多く見られます。アスベスト規制により、建材にアスベストを混入できなくなった各メーカーが試行錯誤をしながら2000年代前半に製造販売していたノンアスベストスレートには、このように脆弱な製品が多いと確認できています。
ただし、ここだけでは経年劣化でもあり得ますし、少し調査を続けます。
調査を進めると、軒先から移動できる少しの範囲だけでも縦や横に大きく入っているクラックや、屋根上を移動している際にミシミシと鳴る事、また触れるとすぐに崩れ落ちそうな脆弱な状態になっている個所が多くあることから、旧クボタが製造販売していたコロニアルNEOと推測できます。そうなりますと、屋根上を移動しているだけで屋根材が傷んでしまう可能性が高い事と、ある程度屋根の状態を確認できました。それでは施工の様子です。
施工の様子
スレート屋根への屋根カバー工事の最初の工程は、屋根面を均すことから始まります。軒先には雪止め金具が取り付けられている事がほとんどですので、雪止め金具の先端を切断しておきます。スレートを捲りませんと取り外すことができませんので、カバー工事時は切断して均すように致します。同時に屋根面同士がぶつかる取り合いに取り付けられている棟板金も下地ごと撤去しておきます。撤去すると、スレートの多くの個所に割れが発生していて外して即割れたスレートが落ちていきそうになっている箇所もありました。
雪止め金具切断と棟板金の撤去を行い、屋根上の清掃や下地処理もしておきます。その時同時に軒先水切りも取り付けておきます。
写真左は軒先水切りの上に防水紙(ルーフィング)を敷設している所です。軒先水切りはスターターの役割も担っております。形状は雨樋の内部へ屋根を伝わってきた雨水が流れ落ちるように水切りがあり、また今回使用するディプロマットスターをひっかけるためにスターター、そして屋根裏に回った雨水が軒先と屋根面の方へ落ちないようにリブや返しがついているのが分かります。雨漏りしないように各種役物は考えられて作られています。
今回使用する防水紙は、既存の脆弱な屋根に釘穴を開けなくてもいいように粘着性の防水紙、遅粘着性防水紙である田島のタディスセルフを使用いたします。街の屋根やさんでのカバー工事では既存の屋根面や下地に余計な釘穴を極力作らず、雨漏りの可能性を極力少なくするように屋根面に防水紙のみの力で強固にくいつく遅粘着性のタディスセルフを使用させて頂いております。粘着しないタイプでも、きちんと施工すれば問題ないのですが、既存の割れやすいコロニアルNEOに対してはより防水や雨漏りの面で備える事ができるため、金額よりも安心を優先し防水紙を取り付けます。
取り付けは軒先から始め棟側へと防水紙を転がしながら敷いていきます。横と上下の重なりが必ず発生しますので十分に余裕を持って重ねて取り付けます。粘着性の防水紙はコロニアルNEOやパミールなどの脆弱なスレート面への取り付け以外にもそもそもの性能で優れているため、よく使います。防水紙の耐用年数も製品によって変わり、戸建て住宅で新築時によく使われますアスファルトルーフィングはおよそ10年から15年ほどで耐用年数を迎えてしまいます。改修で街の屋根やさんが使用する防水紙は改質アスファルトルーフィングをお勧めしており、最低でも耐用年数が20年を超えます。ここの説明が不十分な業者は信用しないようにしましょう。お見積りに防水紙や、改質ゴムアスとしか書かれていないなど、どのメーカーの何を使うか明記していない場合、ランクが低い製品を使用される可能性が高いでしょう。
谷樋があるところや屋根面同士がぶつかりあう所は二重三重に重ねて雨仕舞をしておき、防水紙の敷設は完了となります。K様邸には合計三か所の屋根裏の熱を逃がすために換気棟がありましたが、その部分もこの時点では防水紙で塞がるような形になります。もしカットしてしまいますと、施工期間中の降雨でそこから建物内へ漏水してしまう事があるため、新しい換気棟を取り付けるまでは棟へそのまま防水紙を被せておきます。綺麗に防水紙が敷き終わりましたら、次は役物の取り付けとディプロマットスター本体の取り付けへと工程は移ります。
防水紙を敷く前に取り付けた軒先水切り、そこへ防水紙を取り付けた後に、ケラバ水切りを取り付けておきます。軒先水切りやケラバ水切りは、樋の裏にある鼻隠しやケラバにある破風板が必要以上に雨水がかからないように取り付けます。鼻隠しや破風板も塗装などで必ずメンテナンスが必要になってきますが、屋根工事で使うこれらの役物は文字通り水を切る役目ですので、屋根上から雨水が外壁に伝わりにくいようになっています。
ケラバを取り付け終わったら二か所ある谷樋を取り付けます(写真右)。屋根面にチョークの粉みたいな物が見えますが、谷樋を取り付ける際に糸を引いて正確に谷樋を取り付けられるように墨出しをしてあります。
ディプロマットスター取付
各種役物を取り付け終わり、確認も終わりますといよいよ今回の屋根カバー工事で使用するディートレーディングのディプロマットスターを荷揚げ致します。梱包はこのようにダンボールに包まれた状態で出荷、搬入します。使用する色はカフェになります。
屋根上に使う分だけ荷上げし、本体取り付けの開始です。すべて荷上げしたいところでしたが、K様邸の屋根面は急な勾配でしたので使う分だけ都度荷上げして施工するように致しました。
ディプロマットスター本体は軒先水切りにひっかけるようにして取り付けを開始いたします。裏に断熱材があるタイプの金属屋根ではない為現地での加工のしやすさもありどんどん葺き上がっていきます。表面の模様が独特で味があります。
今回は晴天の日に人数を入れて仕上げたために1日半ですべて葺き上がりました。K様邸は屋根面が5面からなる屋根でしたが、谷樋が二か所あり複雑な形状をしていた為、雨仕舞処理に時間がかかる谷樋と絡む面から先に仕上げました。谷樋には降雨時に屋根面の雨水を受け止め雨樋内へ流す役目を担っております。谷樋回りの納めがしっかりとしておりませんと、どのような屋根材を使用しても雨漏りにつながってしまう為に、慎重に施工を進めます。
谷樋廻りが終わりましたら、他部分も軒先から棟までどんどん葺き上げていき、ディプロマットスターが屋根面に覆われていきます。
無事にディプロマットスター本体の取り付けが終わりました。表面の自然石が降雨時の雨音や、熱を吸収して外部へ放出してくれますので断熱材がないこちらのジンカリウム鋼板を使用したディプロマットスターも、断熱材付きの金属屋根と同じく遮音断熱性能に優れておりますので安心してお選び頂けます。通常の板金と比べて表情が豊かですので飽きがこないのではないでしょうか。また、塗装の必要も長い間必要なくランニングコストも低く抑える事が可能です。
樹脂貫を使い棟納め
最後に棟を納めて屋根カバー工事は竣工を迎えます。今回、下地材である貫板には木材ではなく樹脂製の貫板を採用致しました。水分を吸い込む可能性がほとんどないため、新しい棟板金を被せてSUSビスで固定する際、内部が腐食しにくくなっている分、自然災害による棟板金の飛散や、それによる二次被害を抑える事や、気づかないうちに雨漏りにつながる様な事がないようにしておきます。
棟板金の継ぎ目には必ず隙間が生じますので、写真の三又になっている箇所など、目に見えない部分にもシーリングをたっぷり打ち込んで置き、隙間からの雨水の侵入を遮断できるように施工をしておく事が重要です。今でも棟板金の交換や新築物件では固定に釘を使う業者も多いのですが、街の屋根やさんではSUSビスを使い固定するのが標準施工となっております。より安心して頂ける施工を心がけております。
竣工前確認
ディプロマットスターの谷樋廻りです。ディートレーディングの横葺き金属屋根の谷樋廻りは、スレートや他メーカーの横葺き金属屋根と違い谷樋が隠れるような形で仕上がります。屋根面がすべてディプロマットスターに見えてまとまり感があり、綺麗な仕上がりとなります。
また、こちらのディートレーディングの屋根材の特徴として、表面にあります天然石が雪止めの変わりになり大雪が降っても雪が屋根上で留まるようになっていると、メーカーカタログに記載がございます。ただ、それも100%ではない為、隣家が近い事をお気にされていたK様には今回本来は取り付けなくとも問題ない雪止め金具も取り付けるパターンもお見積りさせて頂き、その提案をしてくれた事も決め手の一つになったと仰られていらっしゃいました。長くお住まいになられる場合、近隣への配慮も考慮したしたリフォームも重要ではないでしょうか。
屋根カバー工事竣工
横浜市金沢区富岡東K様邸のコロニアルNEOへの屋根カバー工事が無事に竣工となりました。今回のK様邸の施工では、今だ続いておりますコロナ禍で在宅によるテレワークの影響で音出し作業の時間もK様とお打合せをさせて頂き、お仕事に影響が出ないように着工前に何度もお打合せさせて頂き、お仕事に支障がなく、屋根工事を進め無事に竣工を迎える事が出来。仕上がりの写真をご覧いただき、また施工中の不便さもほぼなかったと、満足頂ける施工となりました。
今回使用しました屋根材は自然天然石で遮音断熱を図り、本体にはGL鋼板よりも厚いジンカリウム鋼板を採用したディプロマットスター、お色はカフェで屋根カバー工事を行いました。雪止めはオプションでメーカーから出ておりますので、今回のご提案には組み込ませていただきました。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
屋根全体の施工後が分かりやすいドローン撮影
K様邸の現地調査時にドローンにて撮影を行った為、せっかくならと施工が終わり足場解体後に清掃に伺った際、ドローンにて施工後の屋根の様子を撮影してみました。
この日が若干日陰になってしまっておりましたが、全体的に落ち着いた印象の屋根に生まれ変わっている様子が確認できました。近隣のお住まいに使用されている洋瓦にも負けていない意匠性があり、K様からもドローンの写真を見て予想していた通りの仕上がりで満足だったと、お声を頂きました。
今後とも何かありましたらなんでもご相談頂けますように努めます。引き続きよろしくお願いいたします。
記事内に記載されている金額は2023年02月17日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

工事を行ったK様のご感想をご紹介いたします
K様のアンケート
【工事前】

【工事後】

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