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横浜市港北区樽町で屋根からスレートが落下、屋根カバー工事でリフォームしました
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数約20年
平米数44.8㎡
施工期間約1週間
使用材料ディートレーディング エコグラーニ ツィードグレー
費用 詳しくはお問い合わせください 詳しくは
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保証10年
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
横浜市港北区樽町にお住まいのI様より、強風の影響か屋根からスレートが落下してきたので状態の確認をしてほしいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
屋根を確認させていただくとケラバ付近のスレート屋根が割れて、なくなっている状態でした。応急処置として防水テープで補修して、部分補修だけでは今後同じような症状が出るかもしれないということで、屋根カバー工事のご提案をさせていただき、工事を行う運びとなりました。
使用する屋根材はディートレーディング社のエコグラーニという屋根材です。現在主流のガルバリウム鋼板を更に強化したジンカリウム鋼板を使ったエコグラーニは、メーカー保証も30年付いている超高耐久の屋根材です。
綺麗に屋根も仕上がって、屋根からの落下物の心配もなくなり、I様にも喜んでいただくことができました。
屋根を確認させていただくとケラバ付近のスレート屋根が割れて、なくなっている状態でした。応急処置として防水テープで補修して、部分補修だけでは今後同じような症状が出るかもしれないということで、屋根カバー工事のご提案をさせていただき、工事を行う運びとなりました。
使用する屋根材はディートレーディング社のエコグラーニという屋根材です。現在主流のガルバリウム鋼板を更に強化したジンカリウム鋼板を使ったエコグラーニは、メーカー保証も30年付いている超高耐久の屋根材です。
綺麗に屋根も仕上がって、屋根からの落下物の心配もなくなり、I様にも喜んでいただくことができました。
担当:高田
屋根材が落ちてきたので状態を確認して欲しい
横浜市港北区樽町にお住まいのI様より、強風の影響か屋根からスレートが落ちてきたので状況を確認して欲しいとお問合せをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。現地にお伺いして屋根を拝見すると確かに割れている部分がありました。
屋根材の落下は本当に危険です
これが実際に落ちてきた屋根材です。スレート屋根一枚の1/4サイズと言ったところでしょうか。スレート屋根は薄くて軽いという印象がありますが、瓦よりは軽いという程度のものなので、スレート一枚で約3kgの重さがあります。1/4であれば約750gなので、ペットボトルよりも重いものが屋根から落ちてくると想像していただければいかに危険かがわかるかと思います。今回は物にも人にも当たらなかったとのことで、不幸中の幸いでした。
スレートが割れて怖いことは、雨漏りです。基本的にはひび割れ程度で雨漏りに繋がることは稀ですが、ここまで大きく欠損してしまうと、スレートを固定している釘も剥き出しになってしまい、雨漏りを起こしやすい状態になってしまいます。今回は応急処置として危ない部分は防水テープを貼って止水処理をさせていただきました。
また、風による被害とのことでしたので、火災保険も併せて申請する流れとさせていただきました。最近は保険もなかなか下りずに渋い状況が続いているのですが、今回の被害は保険が下りて、幾分費用を補填して工事を行うことができました。
カバー工事開始
既存の屋根材がアスベスト含有の屋根材でしたので、高額なアスベスト処分費がかからないカバー工事でリフォームする方向性となりました。カバー工事のデメリットは屋根が単純に重くなるということですが、今回の屋根はサイズも小さいため、大した重さにはなりません。屋根カバー工事の価格は¥877,800(税込)~承っております。
カバー工事の場合は既存の棟板金や雪止めを撤去・処分して、新しい防水紙を被せていきます。新築や葺き替えの際の防水紙は非粘着タイプのものをタッカーというホチキスの様なもので止めていきますが、カバー工事の際は既存のスレートが下地となるため、タッカー止めでは上手く止まりません。そのため、片面が粘着タイプになっている防水紙を使って、既存の屋根に貼り付けるかたちで防水紙を施工していきます。
先付の役物板金を設置
防水紙を張り終わったら、軒先唐草やケラバ板金といった先付け役物を設置していきます。先付役物は屋根材の下にくるため、先に付けないと意味をなさなくなってしまいます。雨仕舞など、雨漏りをしない構造を理解したうえでシッカリと順序を守って施工していきます。
エコグラーニを葺いていきます
先付役物の設置が終わったら屋根材本体を葺いていきます。今回使う屋根材はディートレーディング社のエコグラーニという屋根材です。近年、板金といえばガルバリウム鋼板となってきていますが、エコグラーニはそのガルバリウム鋼板を更に改良して作られたジンカリウム鋼板という材料で造られています。ガルバリウム鋼板よりも錆びにくく長持ちというのが特徴で、その証明として、ガルバリウム鋼板は沿岸部で使用する場合500m以上離れなければメーカー保証が付かないという制約があったりしますが、ジンカリウム鋼板のエコグラーニは沿岸部でも5m以上の距離ならメーカー保証が付きます。それだけ錆びにくいということを自信を持って謳っています。
また、エコグラーニは仕上げ方も特徴的で、天然の石粒を吹き付けるかたちで仕上げております。天然石粒仕上げの屋根材の最大のメリットは塗装メンテナンス不要ということです。天然素材なので色褪せることもなく、塗装せずとも耐用年数を全うします。塗装するだけで足場代や塗装代とメンテナンス費用が嵩みますので、初期費用が他よりも高いエコグラーニですが、今後の屋根にかかるトータル費用で考えると安くあがる屋根材ともいえるでしょう。
樹脂製貫板で棟板金を設置
屋根材を葺き終えたらば、てっぺん部分に隙間ができます。隙間は板金を使ってカバーするのですが、そのまま板金を取り付けると屋根に穴を空けてしまうので、雨漏りを起こしやすい仕上がりになってしまいます。そこで下地材として貫板(ぬきいた)という材料を先に屋根に打ち付けて、その貫板ごと覆うように板金を設置、側面からビス固定することで、雨を直接正面から受ける構造になることを回避します。単純ではありますが、非常に工夫された施工方法と言えるでしょう。貫板には主に杉の木が使われますが、耐用年数の目安としては15~20年程がいいところです。せっかく30年もつ屋根を仕上げるのに、棟板金だけ15~20年で交換の必要があるという形では後々困ったことになるため、樹脂製の貫板を使わせていただきました。樹脂は腐らないので、木製よりも高耐久となります。
屋根カバー工事完了
屋根カバー工事が無事に完了しました。屋根材が落下してきて怖い思いをされたI様でしたが、綺麗に仕上がった屋根をとても喜んでいただくことができました。エコグラーニはインターロック工法という風に強い工法で葺いていく屋根材なので、今後の強風にも安心して対処できます。ぜひ屋根材の選択肢として、エコグラーニを選んでみてはいかがでしょうか。
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記事内に記載されている金額は2023年09月08日時点での費用となります。
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