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川崎市幸区で傾いた雨樋の補修（足場架設）
川崎市幸区で行った雨樋補修の様子です。数年前に降った雪の重みで軒樋が曲がってしまったそうです。それからだいぶ時間が経ってしまっていますが、雨量が多いとそこからぽたぽたと雨が溢れてしまうことが気になっていたそうです。今回は雨樋を交換するだけでなく、屋根のメンテナンスを全体的に行い健全な状態に戻したいと思います。
これから工事を行う足場を架設していきます。足場用の資材は左写真を見るだけでもさまざまな種類があるのがお分かりいただけるでしょう。建物の形状は千差万別ですが、これらを上手く組み上げてどのような建物でも工事の行いやすいような足場にすることができます。
足場の資材はおおざっぱに仮置きしておき、下から徐々に組んでいきます。しばらくはご家族様は足場を設置した状態で生活していただきますので、玄関付近は通行できるようにして接触して怪我をしなようにスポンジで養生したりいたします。
現状の屋根はこのように色褪せして、表面もざらっとしています（左写真）。10数年前に屋根塗装を行っているという話ですが、年数的にも見た目的にも再塗装が必要であることは間違いありません。屋根材を近くで確認すると、前回の塗装時に縁切りしていないようで、屋根材と屋根材が密着していました（右写真）。このような状態になると屋根材の下に湿気が溜まってしまいますし、雨が降った時には毛細管現象で内部に雨水を引き込んでしまいます。
街の屋根やさんでは屋根塗装を行うときには「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部に入れて縁切りしていますのでご安心ください。
お問合せのきっかけとなった軒樋です（左写真）。雪が軒樋の溜まって重みで曲がってしまったようです。屋根には雪止め金具は設置されていましたが、それ以上の雪が降ったということなのでしょう。雪止め金具は増設することも可能ですし、さらに雪止め効果の高い「ゆきもちくん」も取り扱っております。ゆきもちくんの設置はこちらのブログで紹介しています。旭区の「ゆきもちくん」設置工事
棟板金も浮いてしまっています（右写真）。これは固定用の釘が浮いているためですので、この機会にSUSビスなどでしっかり固定しておきましょう。
今回のように、きっかけは雨樋工事でしたがそれ以外にもメンテナンスが必要な箇所を一緒に工事するとその後の管理もしやすいです。また、足場を架設しているのでそのタイミングでやってしまえば、別の工事で再度足場を設置する費用なども省けます。
お住まいの機能はどれも意味がって付いているものです。雨樋が壊れて排水がうまくされないことで、軒天や外壁を濡らしたりして傷みを早めることにもなります。お住まいで異常を感じましたらまずは専門業者に点検をお願いするようにしましょう。
記事内に記載されている金額は2016年07月01日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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