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横浜市神奈川区で瓦棒葺きに替わる金属屋根

更新日:2017年05月10日

横浜市神奈川区で屋根葺き替え工事を検討中のお客様です。日本の住宅で何十年も前からある瓦棒葺きの屋根なのですが、傷みが結構出ていて雨漏りしている状態でした。葺き替えないと雨漏りを止めることが出来ませんので、屋根を新しくするのですが、どんな屋根材を使えば良いのでしょうか。昨日お伝えした金属屋根の他にも屋根材がありますので、今回は2種類の屋根材をご紹介します。

瓦棒葺きの屋根とは、45.5センチ毎に打ち付けてある芯木の間にトタンを葺いていき、芯木の上にカッパを被せる工法です。左の写真が瓦棒葺きの断面写真です。古くからある屋根の葺き方で、金属屋根の殆どはこの瓦棒葺きでした。工事が比較的簡単で屋根の勾配が緩くても対応出来る葺き方なので、普及した様です。しかし、材質がトタンである為に塗装工事などのメンテナンスをしないとサビて穴が空いてしまいます。

雨水が回ってしまい、トタンに穴があいたり芯木が腐ってしまう事が経年によって現れることが殆どでした。横葺きと言われる工事方法は、屋根の勾配が3.5寸以上ないと雨水が逆流してしまう事がありますが、瓦棒葺きは棟から軒先まで一枚の板金で施工しますので、雨漏りのリスクは非常に低い工法です。しかし、材質の問題や芯木に木を使っている事で雨水によって傷みが出てしまうのが懸念材料でした。それを解消するのが、たてひら葺きと言われる工法です。芯木を使わずに、ガルバリウム鋼板の立上りに次の屋根材をハメ込んで葺いていく工法なので、雨水による腐食が殆どありません。

見た目はたてに筋がつくので瓦棒に近いのですが、釘なども見える部分に使われていませんので雨漏りのリスクが非常に低くなります。屋根は造りが複雑になればなるほど雨漏りする可能性が高くなりますので、基本はシンプルな造りが一番です。屋根の勾配によって使える屋根材が変わってきますので、耐久性とその後のメンテナンスが殆ど必要無い屋根を選ぶ事が重要になります。

こちらも昔からある屋根材で、スレート葺きの屋根です。コロニアルと言った方がピンと来るかもしれませんね。コロニアルはケイミュー(昔のクボタ)の商品名ですが、一番浸透している名称だと思います。スレートはセメントを薄く固めた材料で、昔は発ガン性物質の石綿が使われていた事で有名ですが、2004年以降に製造されたスレートにはアスベストは含まれていませんので、今スレートを使っても何の問題はありません。スレートは3.5寸以上の勾配でしたら使えますので、殆どの屋根に対応が可能です。

幅が90センチのスレートを釘で固定して、その釘が隠れるように上のスレートを被せて葺いていきます。スレートもケイミューのコロニアル以外にも色々なデザインのものがありますが、施工方法はどれも一緒です。特徴は施工性が簡単な事と比較的低価格で施工が可能な事です。15年の塗膜保証が付いているスレートもありますが、基本的には10年を目安に塗装工事が必要になります。塗装をしないと表面の撥水性が無くなってしまい、反ったり割れたりしてしまうんです。屋根材を選ぶときには、見た目などのデザインももちろん重要なのですが、建物をあと何年持たせたいかが一番重要な要素です。築40年の建物に30年の耐久性がある屋根材を使う必要があるかどうかです。屋根の一番の約割は雨風から建物を守る事です。その中で、どの様な工法でどの様な屋根材を使うか、お客様にとって最適なご提案をさせて頂くのが、私たち街の屋根やさんの仕事です。屋根の傷みが気になる、どんな屋根材があるのか、などお悩みの方は、フリーダイヤル0120-989-936までお気軽にご相談・お問い合わせください。

 

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