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川崎市幸区|バルコニーからの雨漏り、原因は施工不良!?
本日は川崎市幸区N様宅のバルコニー補修工事の様子をお伝えいたします。N様宅は築15年、半年前から雨漏りが確認されており、原因は3階に設けられたサービスバルコニーからと断定されておりました。実は3年程前にも同じ箇所から雨漏りがあり、N様ご自身でコーキングなどでの補修を行ったそうですが、ここ最近になって、同じ箇所から漏るようになり、今回、本格的に直すことを決められたとの事です。
こちらの床には「バリキャップ」と言われるアスファルトマスチック化粧板が貼られております。3年前の雨漏りでは、その下の防水の劣化が原因と考え、至る所にコーキングを施し、一時的に雨漏りを止めたそうですが、はっきりとした原因箇所の特定までには至っていなかったそうです。今回は事前に散水試験を行い、原因箇所の特定を行っております。
原因は窓まわりの施工不良、立ち上がり部分に防水処理がされていないことによるものと断定されました。本来なら何かしらの処理が行われていなければいけない箇所にも関わらず、下地がむき出しのまま、化粧版に覆い隠されておりました。雨水は床面に落ち、排水溝へ流れる仕組みではありますが、横殴りの雨などは、立ち上がりや壁面に当たります。その水が化粧版の下の下地(防水処理がなされていない木自体)に浸透し、劣化を伴い、雨漏りへとつながった経緯になります。その問題箇所を伝って窓枠まわりの木下地、全体の腐食も確認される事態です。ここまで至っては補修で済ます工事ではありません。窓まわりを解体し、腐食した下地をやり直してからの防水処理が必要になります。
しかし、今回はN様のご要望やご予算の都合もあり、現段階での雨漏りを改善させるのを第一優先とし、下地はそのままでこれからの雨水の浸透を防ぐ目的で、上からの防水処理を行うことになりました。方法は雨漏りの原因箇所(腐食部分)の窓まわりにL字のアングルをかませて補強を行い、その上からウレタン防水処理を行います。あくまでも補修の一環で、下地の腐食した状態はそのままなので、モノを置いたり、踏んだりすることがない様、注意が必要です。
幸い、サービスバルコニーで、特に人の出入りがある訳ではないので行えた工事ではありますが、理想は腐食部分を解体撤去し、作り直すことです。勿論、それなりの費用はかかります。当時の施工不良だとしても、15年前であれば保険や補償は適用されず、自己負担になるので、判断が難しい事もあります。
それでも補修での最善は尽くしておりますので、これからの雨に関しては心配ないでしょう。今後も定期的な点検とメンテナンスを意識しながら、建物全体を見守っていきたいと思います。
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