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横浜市磯子区では台風によりスレート屋根の一部が飛ばされました
自宅敷地内に屋根の一部が落ちてしまったので点検してほしいと依頼を受け横浜市磯子区のお宅に伺いました。
今回の台風24号で多いのがスレート屋根には必ずあります棟板金が捲れた、飛散してどこかにいってしまった、等ですがスレート屋根自体が吹き飛ばされているところも御座います。まだ敷地内に落ちてくれ不幸中の幸いにも誰も怪我する事もなければいいのですが、これが道路を通ってた車や通行していた人にぶつかったと思うと、ゾッとします。
【板金以外にも様々なものを巻き込む台風の猛威】
さっそくお宅に伺い屋根に上がってみますとすぐに落ちた箇所が判明しました。軒先からすぐのスレートの約半分が真ん中から割れて下地に打ち込んでいる釘が見えている状態でした。
こちらのお宅はまだ築12年。ご主人様によくよくお話を伺うと、そろそろ屋根と外壁の塗装を検討していたとのことでしたがこの様な事になってしまい計画が狂ってしまったとの事です。もっと前に塗装はやりたいとの希望があったようですが、なかなか話がまとまらず先延ばしになっていたようです。
スレートが飛んでしまった箇所はわかったのでこちらにはスレート屋根材を新規に差し込む工事を行う事に致しました。
ただ、よくよく見ると屋根のいたるところにクラックや汚れの跡が見えますので、せっかくですので屋根全体も調べてみました。
寄棟になっているこちらのお宅の北側には多くのクラックが見られ、既に何か所も架けている所もありました。またスレートの重なり部分の小口(こぐち)にも苔やカビが点在しており、水捌けが悪い様子がわかります。
【さらに吹き飛んでしまいそうな横に長く入ったクラック】
こちらはちょうど飛ばされたスレートのすぐ近くです。スレートの横幅いっぱい約91cmのクラックが入っており、こちらも飛散してしまう恐れがあります。
こうなるまえに屋根の点検、塗装などがスレートは特に重要で建物の寿命を延ばしてくれるのはもちろん、スレートの寿命も延びます。塗装は大事です。塗装しないスレートはただ撥水効果が消え汚れも溜まり雨漏りの原因を作るだけのものになってしまいます。
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