横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にて雨漏り調査、谷折れ屋根に塗装した際の縁切り不足と不必要なシーリングが原因でした

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横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にて雨漏り調査、谷折れ屋根に塗装した際の縁切り不足と不必要なシーリングが原因でした

更新日:2021年04月21日

 横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にお住まいのA様より、数年前に塗装で屋根のメンテナンスをしたが、気づいたら雨漏りしていた。色々な業者に見てもらったり近所の大工に見てもらったりしたが原因が分からないとの事で、街の屋根やさんへご相談を頂きました。さっそく現地に伺い、雨漏りの原因を特定するために調査を致しました。

 

 現在新型コロナウィルス感染拡大防止の為に、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス対策を徹底しております。

 

屋根裏から見える野地板が雨漏りの影響で腐食がかなり進んでしまっている様子

雨漏りしている室内の様子

 

 こちらが、まず室内に雨漏りしている箇所を見てから屋根裏に入らせて頂き調査をしていたところ、見つけた雨漏りが一番ひどいところの屋根裏です。大雨や小雨関係なく雨が降ると室内に雨水が滴り落ちてきてしまうそうです。屋根裏の野地板の腐食具合を見るとそれも納得です。相当前から雨漏りしていると推測できます。さらになぜここまで雨が漏るのか、屋根に上がりさらに調査を進めます。

 

野地板の腐食が酷い部分の真上は谷折れ屋根の勾配が変わる部分でした

途中で屋根の勾配が緩くなる谷折れ屋根 軒先へ向かって屋根の途中で勾配が緩くなっている

 

 屋根に上がってみると最初は急勾配な屋根と感じておりましたが、どうも違和感があります。屋根に上がりきると分かりましたが、こちらのお住まいの屋根は屋根の頂点から軒先へ向かって途中で屋根の角度が緩くなる谷折れ屋根になっておりました。写真の赤い丸部分から角度が軒先に向かって勾配が緩くなっている特殊な屋根形状をしております。ここのスレートを見てみますと、横一列に亀裂が入ってしまっております。室内への雨漏りはこの亀裂から時間をかけて屋根内部に入り込みルーフィングを打っている釘頭まわりから野地板へ雨水が入り込んでしまっているのではないでしょうか。

 

屋根塗装時の縁切り作業がまともでなく不必要なコーキングも雨漏りの原因です

縁切りされていない塗装された屋根 スレート同士の継ぎ目に不必要に打たれたコーキング

 

 写真はどちらもスレート屋根の雨漏りに多い塗装工事での屋根トラブルです。一枚目は屋根材の端部に本来あるはずの隙間が塗装工事時に塗膜によって埋められてしまい、雨水の逃げ道がなくなっている様子です。カッターの先端も入る隙間がございません。二枚目はスレートの継ぎ目に不必要に打たれているコーキングです。スレートは屋根材の裏側に毛細管現象などで雨水が回ってしまっても問題ないように隙間が設けられておりますが、それらが全て塗装工事時の不備でなくなってしまっていました。これでは屋根の裏側にまわった雨水は全て室内へ入り込むようになってしまいます。もちろん屋根材の下には水を弾く防水紙が敷設されてはおりますが、防水紙にも耐用年数もございます。一般的に新築時に使われる防水紙は耐用年数10年~20年の商品が多く、築20年以上経過しているこちらのお住まいは防水紙の経年での劣化も重なり、雨漏りにつながっていました。全て塗装工事がまともであれば防げた雨漏りです。

 以上の事をご説明し、谷折れ屋根の雨漏り改修として、下地から新しくなる屋根葺き替え工事をご提案させて頂きました。しっかりとした調査ができませんと適切な工事のご提案も不可能です。屋根にお困りの場合は塗装や大工ではなく屋根専門業者を選びましょう。

 私達、街の屋根やさんでは屋根専門として雨漏りや屋根のお困りごとに対応させて頂いております。屋根工事のことであれば街の屋根やさんへお任せください。

 

 

 記事内に記載されている金額は2021年04月21日時点での費用となります。
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