瓦の清掃は必要?汚れが気になる際の対策と気を付けたいことは?

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瓦の清掃は必要?汚れが気になる際の対策と気を付けたいことは?

更新日:2023年11月16日

 和瓦・陶器瓦・釉薬瓦など呼ばれる瓦屋根は吸水性が低いため雨水による劣化の影響を受けず、割れなければ半永久的に使用することができます。

 定期的な漆喰補修や棟に歪みを確認し防水紙の劣化をできるだけ抑えられれば、メンテナンスサイクルも伸ばすことが可能です。

 しかし、それとは関係なく瓦が汚くなってしまい美観を損ねてしまっている、コケが北面に付着しているなど、塗装が必要ないからこそなんとなく気になるということも多いかと思います(>_<)

 そこで今回本来は必要ありませんが、美観を維持したいという方へ瓦の清掃方法に関してご紹介していきたいと思います。

瓦の気になる汚れ

瓦の清掃は絶対必要?

釉薬瓦 瓦に付着した汚れ

 瓦は冒頭で紹介したとおり吸水性が非常に低いため、破損・欠損が起きなければ半永久的に使用することが可能です。

 そのため漆喰や棟の歪み、防水紙の劣化に気を付けていればそのほかのメンテナンスは特に必要としませんし、もちろん瓦の清掃も基本的には必要ありません。

 しかし日の当たりにくい北面や隣家が近い部分などは汚れが雨水で流れにくく、土が溜まったせいで黒くなっていることもしばしばです。

 また、釉薬を使用している瓦は表面がツヤツヤしているため汚れも付着しにくいのですが、無釉薬瓦は表面がざらざらしているため10年程度で少し汚れたような印象を受けることもあります。

 汚れ自体は瓦の劣化にはあまり関係がないためメンテナンスの必要性が高いとは言えませんが、汚れ=古いという印象通り、築年数を感じさせる要因にもなります。

 特に急勾配屋根・平屋などは屋根が見られやすく、屋根のイメージが住宅全体の美観性を損ねてしまうこともありますので機会があれば瓦の清掃を検討されるのも一つの手です!

瓦の清掃方法

瓦に付着した汚れ 高圧洗浄機

 どのように瓦の清掃を行うか、最も一般的で簡単なのは高圧洗浄です。

 家庭用の高圧洗浄機は業務用の高圧洗浄機と較べると水圧が低い設定になっているため、塗装前の高圧洗浄には向きませんが塗装を必要としていない瓦には特に問題ありません。

 漆喰や棟の継ぎ目に必要以上にかけることはせず、また瓦の下から重なり部に向かって洗浄をしなければ滅多なことでは雨漏りを起こすこともありません(#^^#)

高圧洗浄 セメント瓦の洗浄

 部分的であればスポンジや柔らかいブラシで水をかけながらこするだけでも十分に綺麗になるかと思います。

 たわしなど硬い素材でこすると傷ができてしまいますので注意しましょう。

 また酸性・アルカリ性の洗剤は洗い残しで変色や色むらができる可能性もあります!

 基本はそれほど頑固にこびりつく汚れも少ないため、水とスポンジだけでも十分かと思います。

漆喰の剥がれ 棟の歪み

 漆喰が剥がれていたり、棟がゆがんでいる場合はまず補修してからでないとそのまま雨漏りを起こしてしまいます。

 また同じ瓦でもセメント瓦・乾式コンクリート瓦は塗装の必要がある吸水性の高い瓦ですので、見極めておくことが非常に重要です。

DIYで清掃ができる?

 ここまで聞いて簡単だと感じるかとは思います。

 しかし実際作業を行うのは屋根の上、さらに釉薬瓦は非常に滑りやすいため上って立っているだけでも難しくなります(>_<)

 またそこに水も流れるため危険度は格段に上がります。

 このようなことから普段DIYで屋根に上がっているという方にも瓦の清掃はオススメしておりません!

足場仮設 急勾配時の屋根足場

 私たち街の屋根やさんが瓦の清掃を行う場合でも、足場仮設は行います。

 安全性・施工性の観点はもちろん、高圧洗浄の水を周辺に飛散させないようにメッシュシートを取り付ける必要があるからです。

 もちろんこれはご自身で行う際にも必要となります。

 以上のことからDIYでの瓦の清掃はオススメしません。

 汚れが気になる場合でもしっかり屋根工事専門業者に相談し、周辺住宅への配慮まで心がけましょう!

瓦の清掃に関するまとめ

 塗装の必要性がない瓦屋根の場合、瓦の清掃は基本的に必要ありません。

 ただし経年により少しずつ汚れが付着し美観性を損ねてしまうこともあります。

 そこで高圧洗浄や水洗いは瓦も綺麗になり美観性を向上させる一つの手ですのでオススメです!

 しかし屋根はただでさえ滑りやすく、水を流す必要があるためさらに危険です。

 おそらく上って立つだけでも大変かと思いますので、DIYでの瓦の清掃は行わないようにしてください(>_<)

 瓦屋根の清掃時には水の飛散防止用メッシュシート、安全面・施工性確保のために足場仮設も必要となります。

 多少費用は掛かりますが後々の近隣トラブルを避けるためにも配慮を心がけましょう。

 私たち街の屋根やさんがオススメするタイミングは外壁塗装・外壁リフォームです。

 この時には足場仮設が必ず必要になりますし、塗装を行う上で高圧洗浄も行いますので「屋根も…」と伝えるだけで費用も手間を格段に抑えることができます。

 支出も最小限に抑えられますので、ぜひ外壁リフォーム時に合わせて瓦の清掃も検討してみましょう!

 またご不明な点、費用や清掃方法など気になる点がございましたらお気軽に私たち街の屋根やさんへご相談ください(#^^#)

 点検・お見積りは無料にて承っておりますのでご安心ください(^O^)/

 記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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