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綾瀬市深谷中にて強風で落下したケラバ瓦の調査、防水紙のメンテナンスが必要です
綾瀬市深谷中にお住まいのお客様より「強風で屋根の端部分が落下した」とのご連絡をいただき現地調査へ伺いました。瓦落下によるお怪我や近隣被害等がなかったとのことで安心いたしました。点検結果についてご報告いたします。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルス感染予防のため、現地調査など訪問の際は手指の消毒をはじめ、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを守り安全に配慮しております。
落下した部位を確認
屋根の端部分➡切妻(きりづま)屋根の妻側(てっぺんの大棟の左右の端)にあるケラバ部分の瓦が落下していました。ほかにも「割れ」が数ヶ所で発生していました。ケラバ部分には専用の瓦が使用されています。「ケラバ瓦」や屋根の袖側にある瓦のため「袖瓦(そでがわら)」とも言われています。
番線で固定されていました
ケラバ瓦は通常、釘などで固定されていますが、昔の施工は土台に葺き土を置いてそのまま瓦を収めてたり、下地の木材に打った釘に番線をくくり、瓦に開いている穴から出してクルクルッと固定するという方法でした。ケラバ部分は、雨風の影響を受けやすく、台風や地震などで屋根が揺れることで番線が徐々に緩んできます。今回は、固定が緩んだ状態のケラバに強風が吹き上げるようにして、一気に捲れてしまったようです。番線が同じ方向に向いた状態で残っていましたので、強風の勢いがあったと推測できます。ケラバ部分を修繕する際は、下地の木材の位置に合わせて、パッキン付きビスを使い固定します。パッキン付きのビスを使用することで雨水の入り込みを防ぎ、ケラバ瓦も強く固定できます。
防水紙の破れ
瓦の寿命はいぶし瓦で30年~50年といわれており、割れない限り長寿命です。しかし、下地の防水紙の耐用年数は環境や種類により異なりますが、20年程です。10年経過頃から劣化が始まるといわれており、瓦屋根の場合はズレや動いた際に干渉し、擦り切れたり破れてしまうこともあります。割れていた瓦を外して下地を確認したところ、防水紙の破れや劣化がありました。瓦が割れてしまっても、防水紙がきちんと機能していれば、すぐに雨漏りが発生することは考えにくいですが、破れた状態のままでは雨水の浸入を防ぐことができません。雨漏りに繋がる前に早めのメンテナンスが必要です。今回はケラバ瓦の補修となりましたが、近い将来、防水紙や漆喰のメンテナンスが必要です。
記事内に記載されている金額は2021年08月16日時点での費用となります。
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