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藤沢市菖蒲沢にて落下したケラバ瓦を調査
藤沢市菖蒲沢にお住いのお客様より「以前の強風で瓦が落下したため直したい」とのご連絡をいただき現地調査へ伺いました。強風による被害の場合は、ご加入中の火災保険の適用対象になります。ただし、原状回復ための工事代が20万円以上が対象など、保険のタイプにより異なるため注意が必要です。台風などに備え、火災保険の内容を事前に把握されておくことが大切です。今回は点検結果のご報告となります。
破損状況を確認
落下した瓦は、ケラバ瓦でした。ケラバの位置は、建物の妻側(屋根の両端部分)を指します。屋根(瓦)の端・ケラバ部分に設置されているのが「ケラバ瓦」で専用の瓦となります。使用されていたのは「並袖:なみそで」瓦といって、最も多く使用されているケラバ瓦でした。道路に面しているため、落下による二次的被害等が無く何よりでした。
詳しく確認
落下して無くなった瓦部分には葺き土と下葺き材がむき出しになっていました。土葺き工法の屋根は、雨水が浸入し葺き土が流れ出すおそれがあります。屋根に使用されていた瓦の種類は「いぶし瓦」でした。いぶし瓦は、陶器瓦がツルっと艶があるのに対し、艶がない瓦です。いぶし瓦は年月の経過とともに色ムラが生じ、味わいが出てきます。
屋根全体も確認したところ、部分的に破損している箇所がありました。凍害によるものかもしれませんが、瓦の端部分の欠けや、表面が剥がれるような状態もいくつか見受けられました。いぶし瓦は、陶器瓦と違い(釉薬による)ガラス層がないことから、凍害や塩害、吸水の影響を受けやすい可能性があります。
漆喰の剥がれ
ケラバ瓦と隣りの瓦の重なり部分に施されている漆喰が、経年により剥がれて屋根上に乗っています。剥がれた漆喰が雨で流されたのか、雨樋と集水器に詰まっていました。この状態では、雨が降った際、雨水が溢れ落ちてしまいます。集水器から地上へ排水する際に、竪樋(たてどい)内にも詰まってしまいます。こちらも早急に対処が必要です。大掛かりな工事が必要になる前に、早めに私たち街の屋根やさんへお問合せください。軽微な工事でもお気軽にご相談ください。
私たち街の屋根やさんでは、引き続き新型コロナウィルス感染予防のため、手指の消毒・マスク着用等の徹底をおこない訪問時もご安心していただけるよう努めております。
記事内に記載されている金額は2022年08月31日時点での費用となります。
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