大和市桜森にて強風により貫板を残したまま棟板金が飛散してしまいました

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大和市桜森にて強風により貫板を残したまま棟板金が飛散してしまいました

更新日:2023年02月25日

 大和市桜森にお住まいのI様より、「最近の強風で、どうやら自宅の屋根のどこかの金属が飛散したようだ。心配なので一度屋根を見てほしい。」とご相談を頂きました。

 築30年近く経過しており、塗装のメンテナンスをしたことがあるとI様。しかし屋根工事はした記憶がないとの事ですので、現地にお伺いししっかりご不安事を取り除けるように点検調査をさせて頂きました。

 未だコロナ禍において不安定な日々が続いておりますが、街の屋根やさんでは引き続き必要な対策を講じて現地対応にあたらせて頂きますのでご安心ください。

 

庭先に落ちていた棟板金

家の前の道路に飛散していた棟板金 塗装はされていたようですが経年での塗膜の劣化が窺えます

 

 まず確認できましたのは飛散していた棟板金です。I様が家の前の道路に落ちていたのを保管されていたようです。まさか自宅のものだとは思いもよらなかったとの事で、ただ屋根に関して詳しくないのでどの部分の部材なのかどうかと、とても心配されていらっしゃいました。これは棟板金と言いまして、屋根の雨仕舞として屋根材同士がぶつかる取合いに被せてあるガルバリウム鋼板製の金属の板です。こちらがないという事は直接建物内部へ雨が降れば入り込んでしまう可能性があるという事です。もちろん屋根材の下にはルーフィングが敷設されている為にすぐに雨漏りする事はないと思いますが、築年数が経過しているお住まいはルーフィングが劣化している事もあり、雨漏りが心配です。屋根にあがると、どうやら斜めに降っている部分の板金が無くなっているようです(写真右)。

 

貫板と呼ばれる下地木が一部割れて破損、また腐食している様子

貫板が腐食している

 

 こちらが本来は棟板金が被さっている為に普段は見えない部分、棟板金の下地木である貫板です。屋根面に対して一本必要な下地木で屋根材を貫通し野地板まで固定されております。しかし、一部の貫板は釘だけを残し飛散してしまっておりました。飛散した棟板金は庭先にありましたが、貫板はどこへいったのでしょうか。近隣へ飛散していたのならば二次被害が心配です。

 棟板金が飛散した場合、ご自宅の屋根の心配の他にも近隣のお住まいへ飛散した棟板金が当たってしまい外壁やサッシを傷つけたりが心配です。今回は特に近隣のお住まいの方には何もなかったようで一安心です。

 

一部スレートも割れてしまっている 飛散していない部分も劣化が見受けられます

 

 一部が飛散しただけという考え方は危険です。どの部分も経年で多少の違いはありますが同様な経年劣化がございます。他の飛散していない部分も含め調査を続けますと屋根の上に割れてしまった化粧スレートが見つかりました。棟板金が捲れるほどの強風です、化粧スレートもダメージを負っている事もございます。

 また、他にも側面から軽く手が入り込んでしまうほど隙間が生じてしまっている部分もあり、飛散していない部分も同様に経年での劣化が窺えます。

 以上の事から今回は最低限の工事として「棟板金交換工事」のご提案をさせて頂きました。特に今回の様に既に棟板金が飛散している場合は着工までにそのままにしておくわけにもいかず、可能な場合は養生を行わせて頂く事もございます。

 私達、街の屋根やさんでは部分的に修繕しただけで問題ないかどうかも現地調査時にしっかりと見させて頂き、また写真を交えてご説明させて頂いております。屋根工事の事は街の屋根やさんへおまかせください。

 記事内に記載されている金額は2023年02月25日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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