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スレート屋根材「コロニアルNEO」が塗装出来ない理由|劣化症状からノンアスベスト屋根材問題まで詳しく解説!
スレート屋根のメンテナンスの中でも、特に重要とされているのが定期的な塗装リフォームです!
屋根の洗浄・補修と併せて塗膜の塗り替えを行う事は、美観や塗料による保護機能の回復と併せて屋根の寿命を延ばす事にも繋がります(>_<)
しかし、同じスレート屋根材の中には、塗装を施す事が出来ない屋根材も存在します!
それが、クボタ(現:ケイミュー)によって製造された「コロニアルNEO」です😥
この記事では、コロニアルNEOに塗装を施す事が出来ない理由や劣化症状、ノンアスベスト屋根材の問題について詳しい情報を解説いたします(^^)/
スレート屋根材「コロニアルNEO」に塗装が出来ない理由
まず、スレート屋根材「コロニアルNEO」に塗装が施す事が出来ない理由として挙げられるのが、コロニアルNEOが「ノンアスベスト屋根材」である為です。
それでは、ノンアスベスト屋根材とはどのような屋根材を指すのでしょうか(・・?
ノンアスベスト屋根材とは?
ノンアスベスト屋根材とは1990年代~2004年頃まで製造・販売されたアスベスト非含有屋根材の先駆け的な製品です!
当時、アスベストの健康被害が問題視されたことで、アスベストの使用が法律で制限・禁止される事となりました。
そうした中、各屋根材メーカーによってアスベストが含有されていない安全な屋根材として開発されたのが「ノンアスベスト屋根材」です。
しかし、アスベスト非含有屋根材の製造技術が確立されていなかった事で、ノンアスベスト屋根材は非常に大きな欠陥を抱えていました。
ノンアスベスト屋根材の欠陥
ノンアスベスト屋根材の抱える欠陥とは、短期間で通常ではありえない劣化症状が発生してしまう事です(>_<)
製品によってその症状の特徴は変わり、コロニアルNEOの場合にはひび割れ・欠け・変色などが特に見られ、ニチハ「パミール」の場合には層間剝離と呼ばれる屋根材がミルフィーユ状に剥がれてしまう症状が特徴的です。
数年で上記の様な劣化症状が発生する可能性が高く、多くの場合は10年もすれば屋根全体がボロボロの状態となってしまいます。
また、そうした症状の進行は塗装メンテナンスで止める事も改善する事も出来ません😰 せっかく高い費用を掛けて塗装工事を施しても屋根材の劣化は止まらず、高圧洗浄による洗浄で逆に被害を大きくしてしまう可能性もあります。
コロニアルNEOを含むノンアスベスト屋根材が使用されている場合は塗装工事による復旧は出来ず、工事方法としては屋根カバー工法や葺き替え工事などから選ぶ必要があります!
まずは、知識・経験が豊富な施工会社・専門業者に相談してみましょう。
コロニアルNEOが使用された屋根材の現地調査事例
それでは、実際にお客様よりご依頼いただいたコロニアルNEOが使用されたスレート屋根の現地調査の事例をご紹介いたします!
今回は「築25年くらいになるから屋根のメンテナンスを考えているからお見積が欲しい」とご連絡をいただき、海老名市中新田へ調査に伺いました!
それでは早速調査開始です( `ー´)ノ
スレートにはヒビが・・・
屋根に上り調査をしてみると全体的に「スレートにヒビ」は入っていました。
使われていた屋根材は”コロニアルNEO”という製品でした!
コロニアルNEOは建材を強固にするために使われていた”アスベスト”が入っていないノンアスベストスレートのいわば第1世代ともいうべきスレートです!
時期を同じくして発売されて屋根材に関しても同じですが「非常に脆く、割れや欠けが起きやすい屋根材」特徴をもつ屋根材です。
アスベストが使えなくなったことにより弱くなってしまったスレートが、研究期間不足などにより割れや欠けが起きやすいものに仕上がってしまいました・・・。
この屋根材は塗装をしても割れや欠けが起きやすいという特徴は変わりません。
そのため基本的には「塗装ができないスレート」となっています(;´Д`)
水跡がある小口
スレートの小口(先端部分)には水跡がありました!
こうしたスレート自体の劣化や破損も水跡ができる原因となります。
スレートが古くなると、表面の防水性能が低下し、雨水がスレート内部に浸透しやすくなります!
さらに、スレートが割れたり欠けたりすると雨水がそこから侵入して水跡を作るケースも多いです(;´Д`)
浮いた棟板金の固定用ビス
続けて調査をしていくと「棟板金を固定しているビスが浮いて」しまっていました!
釘やビスが日中と夜間の気温差によって伸縮を繰り返すことで、固定力が弱まることがあります!
また、内部の貫板と呼ばれる下地材が傷んでしまうことも浮きの原因となります。
貫板が劣化すると、釘やビスがしっかりと固定されなくなり、棟板金が風に煽られて飛散する可能性が高まります(;´Д`)
さらに、棟板金が浮いてしまうと、雨水が隙間から侵入しやすくなり、このことが雨漏りの原因となる可能性もあります!
屋根カバー工法をご提案!
ノンアスベスト屋根材「コロニアルNEO」が使用されている事や屋根全体の劣化が進行している事をお客様へご説明をさせていただき、今回は屋根カバー工法によるリフォーム工事をご提案させて頂きました!
私達、街の屋根やさんはノンアスベスト屋根を取り扱った屋根工事・屋根リフォームはもちろん、外壁塗装・修繕までお住まいのお困り事に幅広くご対応可能です!
専門スタッフによる点検・お見積もりやご相談まで無料にて承っておりますので、
「自宅の屋根にノンアスベスト屋根材が使用されているかも…」
「屋根がボロボロになってしまい、リフォーム工事・修理がしたい!」
といったご不安・ご要望がございましたら、ぜひ街の屋根やさんまでご相談下さい(^^)/
HPにはお客様の声やリフォームに関するブログも数多く掲載させて頂いておりますので、是非そちらもご覧ください!
また、街の屋根やさんでは、今回ご紹介をさせて頂いた海老名市におきましても多く施工実績がございます!
海老名市のお住まいの屋根工事・屋根リフォームのご相談も、心からお待ちしております(^^♪
記事内に記載されている金額は2024年10月11日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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