「屋根葺き替え工事」「屋根カバー工法」の違いとは?施工方法や参考費用まで徹底解説!

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「屋根葺き替え工事」「屋根カバー工法」の違いとは?施工方法や参考費用まで徹底解説!

更新日:2024年10月30日

 適切な塗装メンテナンス・補修・修理は屋根の寿命を延ばす事は出来ますが、寿命を迎えた屋根を復旧させることは出来ません!
 瓦・スレート・金属屋根など、どの様な種類の屋根でもいつかは寿命を迎えてしまします(>_<)

 その様な場合、「葺き替え工事」「カバー工法」といった屋根全体のリフォームが必要となるのですが、それぞれ施工方法や特徴が大きく違う事から2つの施工方法で判断に悩まれる方も多いです。

 そこで、この記事では「葺き替え工事」「カバー工法」のそれぞれの施工方法やメリット・デメリットと併せて、屋根リフォーム方法を選ぶポイントまで詳しい情報を解説いたします!

「屋根葺き替え工事」「屋根カバー工法」の違いとは?施工方法や参考費用まで徹底解説!

「葺き替え工事」「カバー工法」の施工方法・特徴

 まずはじめに、「葺き替え工事」「カバー工法」の施工方法や特徴を詳しくご紹介いたします!

葺き替え工事の施工方法・メリット

屋根葺き替え工事

〇街の屋根やさんの参考費用:
 税込 1,097,800円~(切妻屋根60㎡のスレートからへの葺き替え)

 葺き替え工事は既存の屋根材を全て撤去し、防水紙・野地板のメンテナンスを行った上で新しく屋根材を設置する屋根改修方法です!

 この工事の最大の特徴は、屋根全体を新品同様に出来る事です😊
 特に、屋根の構造部分である野地板の増し張り・張替えは多くの場合、葺き替え工事のタイミングでしか行う事が出来ません!

 屋根の耐久性・寿命を大幅に向上させることができます(^^♪

 また、葺き替え工事では屋根材を自由に選択できるため、家の外観を一新したりより軽量で耐震性の高い材料に変更したりすることも可能です。

 特に、近年では地震対策として、重量のある瓦屋根から軽量なガルバリウム鋼板屋根へ葺き替えをご相談いただくケースが増えています。

葺き替え工事のデメリット

 葺き替え工事の一番のデメリットと言えるのが、屋根工事の中でも施工費用が大きいと言う点です。

 大規模な工事である事から施工に掛かる手間も大きくなりますので、工事に掛かるトータルコストはどうしても大きくなってしまいます😰

 また、施工期間の長さにも注意が必要です!
 施工条件にもよりますが一般的に7日〜10日程度の期間が必要であり、天候によってはさらに期間が延びてしまう可能性もあります。

カバー工法の施工方法・メリット

屋根カバー工法

〇街の屋根やさんの参考費用:
 税込 877,800円~(切妻屋根60㎡のスレートを金属屋根材でカバー)

 屋根カバー工法は「重ね葺き」とも呼ばれ、既存の屋根材(棟板金を除く)を撤去せずに新しい屋根材を上から重ねる工法です!

 前述の葺き替え工事と違い既存の屋根を解体せず廃材が少ないため、工事にかかる工期・価格を抑えられる事が最大の特徴でありメリットです!

 また、屋根が2重構造になる事で防音性・断熱性が向上する事や、建物に及ぼす影響も少ない事から工事期間中もそのまま生活して頂ける事も魅力です(#^^#)

 日々の生産・作業を止める事が出来ない工場・倉庫の改修工事にもおすすめ出来る工事方法と言えます😊

カバー工法のデメリット

 カバー工法のデメリットの中でも特に注意が必要となるのが、屋根の重量増加です!

 屋根が2重構造となる事から、新しい屋根材の重さが増えてしまう事は避けられません(>_<)

 屋根の重量増加はお住まいの重心を高くしてしまいますので、地震発生時のお住まいの揺れが大きくなる原因となります!

 カバー工法による重量増加の影響は少ないと言うデータもありますが、特に古い耐震基準で建設された築年数が経過しているお住まいへの採用は慎重になる必要があります😰

 また、施工方法を理由として「複雑な形状を持つ屋根」「瓦屋根」「雨漏り被害などで下地材である野地板が腐食している場合」などに採用することは出来ません!
 屋根の材質や形状・劣化状態によってはご提案する事が出来ない事もデメリットと言えます。

「葺き替え工事」「カバー工法」の施工事例

 以下は、「葺き替え工事」「カバー工法」それぞれの施工事例となります。
 現地調査~施工完了までの流れを詳しくご紹介させて頂いておりますので、ぜひご覧ください!

葺き替え工事の施工事例

 

before
horizontal
after

海老名市国分北のお客様よりご依頼いただいた葺き替え工事の施工事例

カバー工法の施工事例

 

before
horizontal
after

海老名市国分北のお客様よりご依頼いただいた葺き替え工事の施工事例

屋根リフォーム方法を選ぶポイント

 ここまで、葺き替え工事・カバー工法の施工方法やメリット・デメリットについて詳しくご紹介させていただきました。

 ですが、それでも「どちらの施工方法が家に適しているか分からない(>_<)」と工事方法選びにお悩みの方もいらっしゃると思います。

 そこで、次に屋根リフォーム方法を選ぶポイントについて詳しくご紹介させていただきます!
 屋根リフォーム方法をご検討される上で、ぜひ参考にしてみて下さい。

①屋根下地が著しく劣化している場合

下地材が劣化している屋根 屋根下地材の劣化

 屋根が著しく劣化している場合、葺き替え工事によるリフォームがおすすめです!

 カバー工法は防水紙・屋根材の新設は行われますが、屋根の構造部である「野地板」のメンテナンスは行われません(>_<)

 葺き替え工事は野地板のメンテナンスも行われる為、屋根の耐久性を構造部から回復させることが出来ます。

②アスベスト含有屋根材

アスベスト含有のスレート屋根

 既存の屋根にアスベスト含有屋根材が使用されている場合、問題となるのが撤去費用です。

 飛散防止の為に特別な撤去方法が必要であることから、一般的な屋根材と比較してその処分費用は高額になります(>_<)

 カバー工法は既存屋根材の撤去を必要としませんので、アスベスト含有屋根材の撤去費用を抑えられるメリットがあります(#^^#)

 ただし、アスベスト含有屋根材の撤去は将来的に必ず必要となる為、見方によっては「問題を先送りにしている」とも言えます。

 その為、葺き替え工事によって屋根リフォームと同時にアスベスト問題を解消してしまう事も一つの手と言えます!

③屋根の軽量化

屋根材の重量比較表

 近年では、地震対策として屋根の軽量化を重要視される方も増えてきています!

 新規屋根材として人気を集めている「ガルバリウム鋼板屋根材」は、瓦屋根の約1/10、スレート屋根の約1/3程度と非常に軽い屋根材です(#^^#)

 その為、瓦屋根だけでなくスレートから葺き替えても大幅な屋根の軽量化に繋がります(^^)/

 屋根の軽量化を重視される方には、軽量な金属屋根材を使用した葺き替え工事がおすすめです!

屋根リフォーム方法のお悩みも街の屋根やさんにお任せ下さい!

 今回は、屋根リフォーム方法である「葺き替え工事」「カバー工法」の特徴・メリット・デメリットから、屋根リフォーム方法を選ぶポイントまでご紹介させて頂きました!

 「葺き替え工事」「カバー工法」の施工方法はそれぞれ異なり、屋根の材質や状態・工事において重視されるポイントによって最適なリフォーム方法は変わってきます。

 屋根リフォーム方法で迷われている方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんまでお気軽にご相談下さい!

 ご相談・点検~お見積もりの作成まで無料にて承っております😊

 また、今回施工事例としてご紹介させて頂いた海老名市では、他にもたくさんのお客様に工事のご依頼を頂いております!

 ⇒海老名市のお客様よりご依頼頂いた屋根工事・リフォーム

 こちらも是非ご覧いただけますと幸いです!

 

 記事内に記載されている金額は2024年10月30日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


屋根葺き替え898,000円~(消費税・諸経費別)

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      屋根葺き替え
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