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海老名市国分南のスレート屋根に、スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)を使用した屋根カバー工法を行いました

更新日:2020年05月01日

【施工前】

【施工後】

施工内容屋根カバー工法

築年数15年

平米数94.6㎡ 下屋あり

施工期間7日間

使用材料スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)

費用144.8万円

保証10年間

ハウスメーカーハウスメーカー不明

足場アイコン屋根カバー工法

【お問い合わせのきっかけ】


担当:佐々木


 ガルバリウム鋼板を使用した屋根材が近年では需要を伸ばしております。その中でも裏地に断熱材が付いてある横葺きタイプは、各メーカーでそれぞれが販売しており同じような屋根材がたくさん出回っております。海老名市国分南にお住まいになられているF様のお宅は築15年が経過しており、既存の屋根は化粧スレートを使用した屋根でした。その化粧スレートが劣化による影響で縦にひび割れた箇所が複数個所見つかりました。
 当初はスレート屋根を塗装でメンテナンスする予定で調査のご依頼がございましたが、縦にひび割れるだけでなく、3方向に細かくひび割れている箇所も多数見つかりました。割れた化粧スレートはコーキングで埋めてそれ以上ひび割れることを防ぐことしか出来ません。コーキングで補修しても化粧スレートの傷み具合が回復することはありません。また、塗装を行って化粧スレートの傷み具合が回復することもありません。傷みの進行をなだらかにすることしか出来ません。
 補修の難しいひび割れがあることと、全体的に化粧スレートが傷みすぎていることが重なったため、屋根カバー工法でメンテナンスを行うことになりました。屋根カバー工法は新しい屋根材を使用するメンテナンスです。
 海老名市国分南F様のお宅の屋根に使用する屋根材は、アイジー工業さんのスーパーガルテクトです。アイジー工業さんのスーパーガルテクトは裏地に断熱材が貼ってあるため、施工後はお部屋の中の気温に有効な働きをします。またガルバリウム鋼板製の表面に木目の柄が施してあるためデザイン性も高い屋根材です。他社のガルバリウム鋼板を使用した横葺き用屋根材と比べても、遠目から見て質の良さを感じることが出来るのも特徴です。
 色は5種類の中から選ぶこと出来るため、周囲の建物の色やご自宅の外壁の色とも合わせやすいのも特徴です。沿岸部の建てられている建物での使用にも定評があり、様々な環境下でも使用しやすい幅のある屋根材です。塗膜や穴あき、赤さびなどの細かな材料保証が付いているのも安心です。海老名市国分南F様のお宅では、5種類の中からSシェイドブラウンを選んで屋根葺き替え工事をいたしました。
 海老名市国分南F様のお宅の屋根は、2階が寄棟で、1階の北面と西面には下屋がある屋根形状をしておりました。広さは2階と1階合わせて94.6㎡ありました。2階の屋根を仕上げた後に1階の屋根に取り掛かる段取りで行っていきます。
 ガルバリウム鋼板を使用した屋根材が近年では需要を伸ばしております。その中でも裏地に断熱材が付いてある横葺きタイプは、各メーカーでそれぞれが販売しており同じような屋根材がたくさん出回っております。海老名市国分南にお住まいになられているF様のお宅は築15年が経過しており、既存の屋根は化粧スレートを使用した屋根でした。その化粧スレートが劣化による影響で縦にひび割れた箇所が複数個所見つかりました。
 当初はスレート屋根を塗装でメンテナンスする予定で調査のご依頼がございましたが、縦にひび割れるだけでなく、3方向に細かくひび割れている箇所も多数見つかりました。割れた化粧スレートはコーキングで埋めてそれ以上ひび割れることを防ぐことしか出来ません。コーキングで補修しても化粧スレートの傷み具合が回復することはありません。また、塗装を行って化粧スレートの傷み具合が回復することもありません。傷みの進行をなだらかにすることしか出来ません。
 補修の難しいひび割れがあることと、全体的に化粧スレートが傷みすぎていることが重なったため、屋根カバー工法でメンテナンスを行うことになりました。屋根カバー工法は新しい屋根材を使用するメンテナンスです。
 海老名市国分南F様のお宅の屋根に使用する屋根材は、アイジー工業さんのスーパーガルテクトです。アイジー工業さんのスーパーガルテクトは裏地に断熱材が貼ってあるため、施工後はお部屋の中の気温に有効な働きをします。またガルバリウム鋼板製の表面に木目の柄が施してあるためデザイン性も高い屋根材です。他社のガルバリウム鋼板を使用した横葺き用屋根材と比べても、遠目から見て質の良さを感じることが出来るのも特徴です。
 色は5種類の中から選ぶこと出来るため、周囲の建物の色やご自宅の外壁の色とも合わせやすいのも特徴です。沿岸部の建てられている建物での使用にも定評があり、様々な環境下でも使用しやすい幅のある屋根材です。塗膜や穴あき、赤さびなどの細かな材料保証が付いているのも安心です。海老名市国分南F様のお宅では、5種類の中からSシェイドブラウンを選んで屋根葺き替え工事をいたしました。
 海老名市国分南F様のお宅の屋根は、2階が寄棟で、1階の北面と西面には下屋がある屋根形状をしておりました。広さは2階と1階合わせて94.6㎡ありました。2階の屋根を仕上げた後に1階の屋根に取り掛かる段取りで行っていきます。


担当:佐々木


【調査の様子】

使用して15年が経過したスレート屋根 亀裂補修を至る所に施しているスレート屋根

 海老名市国分南にお住いになられているF様のお宅で使用されている屋根材はスレートでした。15年使用され続けたスレートの状態は、表面の色が褪せ始めていてかなり傷んだ状態でした。特にひび割れている箇所が多く点在しており、コーキングで補修した状態のひび割れもあれば、コーキングで補修されていないひび割れもありました。スレートでひび割れやすい材質のものと、ひび割れづらいものが存在しており、近年調査を進めているなかでは2000年を境に大きく分かれていることが判明しております。

 

3方向にひび割れたスレート屋根

 2000年にアスベストに使用が禁止になったことに起因しており、2000年より前に製造されたスレートにはアスベストが混入されております。2000年以降に製造されたスレートにはアスベストが混入されておりません。どちらかというと、2000年より前に製造されたアスベストが混入されているスレートの方が、ひび割れたりすることが少ないようです。

 海老名市国分南F様のお宅は、築15年ということで2000年以降に建てられておりますので、アスベストが混入されていないスレートが使用されております。上の写真のように3方向にひび割れた状態では、コーキングで補修したとしてもさらにひび割れが多くなる可能性が高く、塗装を行って化粧スレートの傷み具合が回復することもありませんので、傷みの進行をなだらかにすることしか出来ません。補修の難しいひび割れがあることと、全体的に化粧スレートが傷みすぎていることが重なったため屋根カバー工法を行うことになりました。

 

 

【ルーフィング敷設】

雪止め金具撤去 棟板金と貫板を撤去

 スレート屋根に行う屋根カバー工法の工程として最初に行うのは、軒先にある雪止め金具をセンダーで切断していき、棟板金と貫板を取り外していく作業です。屋根カバー工事で新しい屋根材を取り付けるとき、屋根面が平らな状態になってないと綺麗に並べることが出来ません。雪止めも棟板金や貫板も新しくなります。

 新しい屋根材を取り付ける際に障害となる部材は、撤去もしくは取り外しをこのタイミングで行っていきます。屋根面や棟板金の貫板があったところは、ゴミやホコリが落ちてますので清掃してから次の工程に入ります。

 

ルーフィング敷設 防水紙敷設

 棟板金や貫板の取り外しが終わると、ルーフィング(防水紙)の敷設を行っております。海老名市国分南F様のお宅の屋根カバー工法で使用したルーフィング(防水紙)は、タディスセルフという遅延粘着タイプのルーフィング(防水紙)です。施工時には粘着しませんが、施工した後に粘着力が出てくるタイプなので、施工性と粘着性の両方を兼ね備えた優れたルーフィング(防水紙)です。

 ロール状になって納品されるルーフィング(防水紙)を軒先から棟に向かって横方向に転がしながら敷設していきます。このタイミングで軒先に水切りも取り付けます。軒先の水切りは屋根面を流れてくる雨水を、軒樋にしっかりと落とす役割があり、それと同時にスーパーガルテクトを取り付ける際のスターターの役割もあります。棟に差し掛かったルーフィング(防水紙)は、左右両側から重ねて棟の部分は2重にします。

 

 

【スーパーガルテクト取付け・棟納め】

スーパーガルテクトのSシェイドブラウン 谷板金取付け

 海老名市国分南F様のお宅の屋根の形状は、寄棟と寄棟をを合わせたような屋根形状をしておりますので、棟と谷が存在します。スーパーガルテクトは、それぞれの部材でまとまって梱包されております。屋根の面積や役物の長さに対して、必要な数量を発注して納品します。

 スーパーガルテクトは、屋根面以外の棟や谷、ケラバなどに使用する部材にも、同じ表面加工がされております。なので屋根全体の耐用年数が同じように作られております。屋根面だけが耐用年数が長くならないように工夫がされているのです。海老名市国分南F様のお宅の屋根の広さは、1階の屋根(下屋)も含めて94.6㎡ございました。

 

下屋の屋根カバー工法 谷まわりのスーパーガルテクト取付け

 平場のスーパーガルテクトを取付ける前に、谷に板金を敷設していきます。平場のスーパーガルテクトは防水紙と同様で、軒先側から棟側に向かって横方向に取付けていきます。軒先側から2段目と3段目には雪止めの設置を挟みながら取付けていきます。

 寄棟の場合は下り棟と呼ばれる斜めに傾斜がかった棟が存在します。そこはスーパーガルテクトを斜めにカットして設置しなければなりません。寄棟の屋根に対して施工する場合は、新しく使用する屋根材は、斜めにカットする分を考慮して多めに納品しておかなければなりません。

 

スーパーガルテクトの棟板金取付け スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法

 平場のスーパーガルテクトの取付けが終わると、棟に貫板をビスを使用して固定します。貫板は棟を中心に左右に計2本取り付けていきます。棟のラインに沿って取り付けていきます。棟には野地板の下に、棟木・隅木と呼ばれる屋根を構築する上で欠かせない大きな木材があります。貫板はその棟木・隅木と呼ばれる大きな木材に新しい屋根材を貫通させたかたちで固定します。そこへ棟用のスーパーガルテクトを被せて側面にビスを打ち込んで固定します。

 

 

【完成】

スーパーガルテクトのSシェイドブラウン

 海老名市市国分南様のお宅のスーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)を使用した屋根カバー工法が完成いたしました。屋根に対するメンテナンスはいくつかございますが、屋根カバー工法は塗装のような屋根材だけに効果のあるメンテナンスではなく、屋根全体に効果のあるメンテナンスです。屋根のメンテナンスはそろぞれ得られる効果に違いがございますのでご注意下さい。

 今回使用したスーパーガルテクトの色はSシェイドブラウンという茶系の色です。Sシェイドブラウンは周囲の建物の色やご自宅の外壁の色とも合わせやすいのも特徴があります。スーパーガルテクトは全部で5種類の色から選ぶことが出来ます。Sシェイドブラウン以外には、Sシェイドブラック、Sシェイドブルー、Sシェイドモスグリーン、Sシェイドチャコールがあります。スーパーガルテクトは塗膜や赤さび、穴あきなどの細かな保証が付いているためとても安心な屋根材です。裏には断熱材も付いているため、以前に比べてお部屋の中も快適になります。また表面に木目の柄が施してあるためデザイン性も高い屋根材です。他社のガルバリウム鋼板を使用した横葺き用屋根材と比べても、遠目から見て質の良さを感じることが出来るのも特徴です。沿岸部の建てられている建物での使用にも定評があり、様々な環境下でも使用しやすい幅がある屋根材です。この度はご利用頂きまして、誠にありがとう御座いました!!

 

 

【一ヵ月点検、ドローン撮影】

ドローンで一ヵ月撮影

 屋根カバー工法が完工して約一か月が経過致しましたので、ドローンを使用した一か月点検を実施行いました。

 施工した範囲全体を捉えることが可能なのがドローン撮影の特徴です。屋根より高いところから真下に向かって撮影するのは、足場の上や屋根面からでは撮ることが出来ません。職人や担当者は屋根の上で確認出来ますが、お客様の場合なかなかそうはいきませんので、より分かりやすく見ていただくために行っております。施工した範囲全体が納まっている写真があった方が、より確認しやすくご安心いただけるのではないでしょうか。街の屋根やさんではドローンを導入した現地調査や定期点検も行っております。

 記事内に記載されている金額は2020年05月01日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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