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屋根下地の構造と役割|見えない部分こそ注意したい劣化症状・メンテナンス方法とは?
屋根の上は普段の生活で気にされることも少ないですが、屋根材の下に作られる「屋根下地」は特に目の届かない場所です。
しかし、実はこの部分がしっかりしていないと、雨漏りや屋根材のズレなどさまざまなトラブルの原因になってしまいます(>_<)
この記事では屋根下地の種類や役割、劣化症状やメンテナンス方法までをわかりやすく解説します!
屋根の健康を保つためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
屋根下地とは?見えないけれど重要な役割
こちらは、横浜市港北区で施工させていただいた屋根下地です!
お住まいの屋根といえば、パッと見える「屋根材(瓦やスレートなど)」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、屋根の性能を支える上では“見えない部分”である「屋根下地」がとても重要となります(^^)/
屋根下地とは屋根材の下にある構造部分のことを指し、屋根全体の耐久性や防水性にも大きく関わる場所です。
屋根下地がしっかりしていなければ、どんなに高性能な屋根材を使っていても本来の力を発揮できません!
屋根下地の3つの主要部材とその役割
屋根下地は複数の部材で構成されており、それぞれに重要な役割があります。主なものは次の3つです。
垂木(たるき)
屋根の傾斜に沿って設置される構造材で、野地板や屋根材の荷重を受け止める骨格です。
垂木がしっかりしていないと、屋根全体が不安定になってしまいます。
野地板(のじいた)
屋根の骨組み(垂木など)の上に貼る板で、屋根材を支える下地となる部分です。
現在では、耐久性に優れた構造用合板などが使用されることが多いです。
ルーフィング(防水紙)
屋根材の下に敷かれる防水層で、雨水の浸入を防ぐための重要な役割を果たします。ルーフィングが劣化していると、屋根材の隙間から入った水がそのまま屋内に入り込んでしまいます(>_<)
屋根において屋根材が1次防水、ルーフィング(防水紙)は2次防水と呼ばれています!
屋根下地は劣化する?点検・メンテナンスの重要性
屋根の劣化と言えば、目に見える屋根材の劣化をイメージされる方が多いと思います。
しかし、実は屋根下地も年月とともに少しずつ劣化していきます(>_<)
まず、一般的にルーフィング(防水紙)の耐用年数は15~30年程度です。
劣化進行はルーフィングの破れ・穴あきなどを招き、そうした状態は雨漏りリスクの高い状態となります。
また、浸水被害が生じた際に一番最初にダメージを受けるのは、その下地材である野地板です。
屋根の構造部である野地板の腐食は、屋根全体の耐久性や固定力を低下させてしまう大きなリスクとなります!
屋根材はもちろん、屋根下地材のメンテナンスも非常に重要です(^^)/
屋根全体のメンテナンス|「屋根カバー」「屋根葺き替え」
屋根下地材の劣化が進行している場合に必要となるのが、「屋根カバー」「屋根葺き替え」などの全体的な屋根リフォームです!
以下に、それぞれのリフォーム方法の特徴についてご紹介いたします。
屋根カバー工法(重ね葺き)
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しいルーフィングと屋根材を重ねて施工する方法です。
元々使用されていた屋根材をほとんど撤去する必要無いため、比較的コストを抑えつつ屋根の状態を回復させることが出来ます。
ただし、野地板のメンテナンスは行われないため、著しく腐食が進行している場合には採用する事が出来ません(>_<)
【屋根カバー工法のメリット】
・既存屋根の撤去が不要なため工期が短くコストも抑えられる
・屋根が二重構造になるため遮音性・防音性が向上する
・工事期間中に屋内へ及ぼす影響が少ない
屋根葺き替え工事
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、ルーフィングの新設や野地板の交換・増し張りを行った上で新たな屋根材に葺き替えるリフォーム方法です!
カバー工法と違い野地板のメンテナンスも行われるため、屋根を構造部から強くすることが出来ます(#^^#)
まさに、屋根を新品同様にすることが出来る施工方法です。
一方、工事規模が非常に大きいため、カバー工法と比較して施工費用は大きくなる点に注意が必要です。
【屋根葺き替え工事のメリット】
・ルーフィングとあわせ野地板のメンテナンスも行われる
・瓦屋根から金属屋根へ葺き替える事で屋根の軽量化が可能
・雨漏り被害などの屋根の問題を全て解決できる
まとめ
屋根下地は、屋根全体を支えるとても重要な構造部分です。
普段は見えないからこそ劣化に気付きにくく、雨漏りなどのトラブルが発生してしまうことも少なくありません(>_<)
街の屋根やさんでは専門スタッフによる無料点検により、今回ご紹介させていただいたカバー工法・葺き替え工事など最適な施工方法をご提案させて頂きます。
屋根の気になる症状・お困りごとがございましたら、メールフォームやお電話でお気軽にご相談くださいね(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年04月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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