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大和市下鶴間で令和元年東日本台風の影響でズレたセメント瓦を、棟瓦取り直し工事で元に戻しました
【施工前】
【施工後】
施工内容棟瓦取り直し
築年数21年
平米数4.7m
施工期間1日
使用材料シルガード(黒)
費用19.7万円
ハウスメーカーハウスメーカー不明




【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
屋根に使用する瓦には色々な種類があります。和瓦や洋瓦は形状に違いがあり、和瓦を使用すると日本風の外観になります。また、洋瓦を使用するとヨーロッパ風の外観になります。和瓦や洋瓦以外にも色々な形があるので、建物のデザインによって選ぶことが出来ます。
瓦には形やデザイン以外にも違いがあります。それは造られている材質です。瓦を造っている材質でも選ぶことが出来ます。大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅の屋根では、セメントで造られているセメント瓦と呼ばれる屋根材を使用しておりました。一時期瓦のような重厚感を持ちながら、瓦よりも軽量かつ色も豊富ということで需要がございました。
しかし、現在では生産しているメーカーが1社も無く、現在屋根に使用しているセメント瓦が割れてしまったら、交換する同じセメント瓦が無い状態にあります。瓦1枚の大きさは商品やメーカーによってそれぞれ違いますので、どれでも交換可能という訳ではございません。なのでご使用されているセメント瓦をこれからも使用していくのならば、割らないように維持していかなくてはなりません。
大和市下鶴間E様のお宅のセメント瓦は、令和元年東日本台風の影響により棟がズレてしまいました。本来であればしっかりと固定されているのでズレたりはしませんが、築年数の経過と共に固定力も低下していきます。固定力が低下しているところに風圧のある台風が通過すると、瓦が飛散したり倒壊したりしてしまうのです。
屋根面の頂上にあたる棟に使用されている瓦がズレておりました。この部分を直すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がございました。瓦自体の固定力が上昇し、詰め物も新しくすることが可能である棟瓦取り直し工事で破損した棟を元に戻しました。
新型コロナウイルス(covid-19)の影響により、ウィズコロナやアフターコロナと呼ばれるようになりました。街の屋根やさんでは、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの対策を講じており、これからも行い続けて参ります。
瓦には形やデザイン以外にも違いがあります。それは造られている材質です。瓦を造っている材質でも選ぶことが出来ます。大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅の屋根では、セメントで造られているセメント瓦と呼ばれる屋根材を使用しておりました。一時期瓦のような重厚感を持ちながら、瓦よりも軽量かつ色も豊富ということで需要がございました。
しかし、現在では生産しているメーカーが1社も無く、現在屋根に使用しているセメント瓦が割れてしまったら、交換する同じセメント瓦が無い状態にあります。瓦1枚の大きさは商品やメーカーによってそれぞれ違いますので、どれでも交換可能という訳ではございません。なのでご使用されているセメント瓦をこれからも使用していくのならば、割らないように維持していかなくてはなりません。
大和市下鶴間E様のお宅のセメント瓦は、令和元年東日本台風の影響により棟がズレてしまいました。本来であればしっかりと固定されているのでズレたりはしませんが、築年数の経過と共に固定力も低下していきます。固定力が低下しているところに風圧のある台風が通過すると、瓦が飛散したり倒壊したりしてしまうのです。
屋根面の頂上にあたる棟に使用されている瓦がズレておりました。この部分を直すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がございました。瓦自体の固定力が上昇し、詰め物も新しくすることが可能である棟瓦取り直し工事で破損した棟を元に戻しました。
新型コロナウイルス(covid-19)の影響により、ウィズコロナやアフターコロナと呼ばれるようになりました。街の屋根やさんでは、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの対策を講じており、これからも行い続けて参ります。
担当:佐々木
【調査の様子】
令和元年東日本台風が通過した後に屋根の形が一部変形していることに気が付いた、大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅にお伺いして調査を行いました。セメント瓦は生産が中止となっている屋根材で代わりがありません。
年数の経過したセメント瓦は割れやすいため迂闊に衝撃や負担をかけることができません。このようなときに街の屋根やさんでは、ドローンを使用して屋根の状態を確認することが可能です。
ドローンを飛行させてセメント瓦を使用した屋根を見ていくと、確かに棟に異常が見られました。大和市下鶴間E様のお宅の屋根の棟は、2種類の異なった造りをしている棟がありました。1種類は洋瓦のような納め方で、もう1種類は和瓦のような納め方となっておりました。
E様は洋瓦のような納め方をしているところに異変を感じておられたのですが、和瓦のような納め方をしている棟にもズレが生じておりましたので、異常のある棟のみ棟瓦取り直し工事を行いました。
【施工の様子】
棟瓦取り直し工事は、まず既存の棟を撤去して崩してしまうことから始まります。屋根の勾配が緩い場合は、足場を架ける必要はございませんが、屋根の勾配が急な屋根では足場を架ける必要がございます。
大和市下鶴間E様のお宅の屋根は、6寸の急な勾配であることと使用している瓦が割れやすいセメント瓦なので足場を架けて工事を進めました。瓦は再利用して詰め物と固定している銅線を新しくする工事が棟瓦取り直し工事です。
既存の瓦の中には再利用できない傷んだりすぐに割れそうな瓦が存在することもございます。その場合はその瓦の分だけを新しい瓦と交換することもございますが、セメント瓦で代わりが存在しませんので、屋根の上ではより慎重に工事を進めていきます。
瓦を撤去していくと、既存の詰め物が出てきますので金槌で叩いて砕きながら撤去していきます。撤去した瓦を避難させて詰め物は集めて屋根から降ろします。
一度棟瓦や詰め物が全く無い状態を造ります。棟瓦が無くなった状態を見て分かると思いますが、棟には瓦と瓦との間に出来てしまう隙間があるのです。この部分を隠して雨や風から護るために棟瓦があるといっても過言ではございません。
ルーフィングが瓦の下に敷いてあると言っても、極力雨や風は侵入させたくはありません。屋根面と比べて重厚な造りをしているのはそれなりの理由があるのです。
新しい詰め物としてシルガードを使用します。シルガードは、現代版の漆喰のような材料です。南蛮漆喰の一種で漆喰に防水性や強度を高くするためにシリコンなどを含めて製造されております。桟瓦の上に載せたシルガードは、鏝(こて)を使用して形成します。そのうえで熨斗瓦を綺麗に並べていきます。
シルガードを形成するときも熨斗瓦を載せて並べていくときも、予め糸を張っておいて綺麗な形に仕上がるように進めていきます。
大和市下鶴間E様のお宅の棟瓦には、2種類の異なった造りをしている棟があります。それぞれに造りに合わせてシルガードの模っていきます。模ったシルガードの上に熨斗瓦を載せていきます。洋瓦のような造りをしている部分は、熨斗瓦を載せずに丸瓦を載せて銅線で固定します。
この作業の途中で新しい銅線を仕込んでおいて、冠瓦を被せてから銅線を結びます。巴瓦の下にもシルガードが詰まっております。巴瓦がある逆側の端部は断面になっておりますので、断面全体にシルガードを詰めて均して仕上げます。
【完成】
終わった瓦の表面は解体した際に落とした土やシルガードなどで汚れてしまいます。最後は瓦の表面を綺麗に拭きとって終わります。瓦屋根の棟は普段からメンテナンスが必要な箇所です。
棟瓦取り直し工事は既存の瓦を再利用することが可能です。破損してどうしても使用できない瓦のみ新しい瓦を交換します。瓦よりも先に劣化しやすい銅線や詰め物を新しくするが出来る工事です。これからは台風シーズンが到来しますので、棟瓦取り直し工事を行って台風に備えるのも良いのではないでしょうか。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2020年09月18日時点での費用となります。
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