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中郡大磯町生沢で台風で崩れてしまった棟瓦を取り直して復旧
【施工前】
【施工後】
施工内容棟瓦取り直し
築年数築32年
平米数5.1m(棟瓦取り直し部分)
施工期間1日
費用詳しくはお尋ねください
保証お付けしておりません
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【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
令和元年房総半島台風で棟瓦が崩れてしまったという中郡大磯町生沢のお客様です。東京湾を間に挟み、神奈川県と房総半島は隣り合っているというものの千葉県から大磯町生沢まではかなり距離があります。しかし、海に近いという土地柄のため、普段でも風が強く、ダメージが蓄積されていたのか台風をきっかけ棟瓦が崩れてしまったということでした。普段からの過酷な環境の上に台風が直撃しないまでも接近したのなら、被災してしまってもおかしくありません。今回は棟瓦を一度解体し、再度積み直していく棟瓦取り直しを行い、隅棟を復旧させます。今までより風に強くなるようにちょっとした工夫も加えました。
担当:白石
点検の様子~強風で崩れた棟瓦
地上から見ても隅棟の瓦が崩れていることが分かります。一般的に寄棟屋根は屋根の4面で風を受けるため、風に強いと言われていますが、隅棟の瓦が突起となっているため、負担はかなりかかるようです。風を受ける方向ではなかった棟は無事でした。
隅棟の瓦は3段積みでした。瓦の上に見られるものは葺き土と呼ばれるもので土を練ったものです。これで瓦の角度などを調整し、瓦を安定させて固定しています。敷地に落下した鬼瓦は既にゴミ袋に入れられ、まとめられていました。
施工の様子~棟瓦の取り直し
棟瓦を積み直すためにまずは解体していきます。瓦屋根の解体時に一番、気を使わなくてはならないのは葺き土の扱いです。雑に扱うと土埃となって散乱し、ご近所の迷惑にもありますから、解体したらすぐに袋に詰めていきます。
画像をご覧になれば分かるように古い瓦屋根には葺き土がかなり使われているものです。普通の土なので害はないのですが、それでも周辺を汚さないように気を使います。葺き土を撤去しましたら、強力南蛮漆喰で熨斗瓦を載せる土台を作っていきます。土とは違って、雨水で流出することもないのでこれだけでも棟が崩れにくくなります。
角度を調整しながら、熨斗瓦を積んでいきます。今回はお施主様から「より風に強くしたい」という要望がありましたので、ピンポイントでコーキングを使い固定することにしました。いわゆるラバーロックという工法で棟の強度が上がるわけではないのですが、瓦の飛散防止には効果があります。
竣工、棟瓦取り直し工事
棟瓦の取り直し工事が完了しました。熨斗瓦と冠瓦の固定には銅線とコーキング併用しましたので、より強くなりました。粘土瓦の屋根の瓦自体はメンテナンスを必要としませんが、漆喰が使われているところは定期的なメンテナンスが必要となります。気にかけてあげてください。
記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
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