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大和市南林間で令和元年東日本台風により破損した瓦屋根を、棟瓦取り直し工事を行って復旧いたしました
【施工前】
【施工後】
施工内容棟瓦取り直し
築年数38年
平米数8.2m
施工期間1日
使用材料シルガード(黒)
費用25.2



【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
築年数の経過した建物の屋根では、今も瓦を使用した屋根が多く存在しております。とくに陶器瓦(とうきかわら)や粘土瓦(ねんどかわら)などと呼ばれる種類の瓦を使用されている屋根が多く、屋根の種類の中では非常に頑丈な屋根材に属します。頑丈に製造されている分、重さがあり1㎡あたりで言うと50㎏~55㎏ほどあると言われております。瓦自体は頑丈ですが瓦屋根として捉えるとメンテナンスが定期的に必要になる箇所があります。
大和市南林間にお住いになられているS様のお宅の屋根は、築38年が経過した粘土瓦を使用した屋根でした。過去には屋根のメンテナンスを行ったことがあるそうですが、雨漏りもしたことがないし屋根で困ったことがないため、ここ15年以上はメンテナンスを行ってはいなかったそうです。確かに屋根で不具合が実際に起こらなければ、屋根のことなど気にする機会はありません。しかし、令和元年東日本台風が通過して被害に遭いました。
令和元年東日本台風が通過中に外ですごい音がしたそうで、夜中にも関わらず怖くて眠れなかったそうです。とにかく家の周りで恐らく風であろう轟音や何か当たる音がずっと絶え間なくていたそうです。朝になりご自宅の外を見てみると、ご自宅の周りに白い欠けらがたくさん落ちていたことで、街の屋根やさんに屋根調査のご依頼がございました。
ドローンを飛行させて瓦屋根の状態を見てみると、棟瓦に使用されていた漆喰と呼ばれる隙間を埋める詰め物に、ひび割れや剥がれが確認されました。元々この部分は定期的なメンテナンスが必要とされる箇所ですが、棟瓦を元に戻すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がありました。大和市南林間S様のお宅の屋根は、棟瓦取り直し工事で復旧が可能でした。
新型コロナウイルス(covid-19)の影響が再び拡大しておりまいす。街の屋根やさんでは、これまでと同様にマスク着用やこまめな消毒、zoomを使用した打合せなど対策の徹底を行って参ります。
大和市南林間にお住いになられているS様のお宅の屋根は、築38年が経過した粘土瓦を使用した屋根でした。過去には屋根のメンテナンスを行ったことがあるそうですが、雨漏りもしたことがないし屋根で困ったことがないため、ここ15年以上はメンテナンスを行ってはいなかったそうです。確かに屋根で不具合が実際に起こらなければ、屋根のことなど気にする機会はありません。しかし、令和元年東日本台風が通過して被害に遭いました。
令和元年東日本台風が通過中に外ですごい音がしたそうで、夜中にも関わらず怖くて眠れなかったそうです。とにかく家の周りで恐らく風であろう轟音や何か当たる音がずっと絶え間なくていたそうです。朝になりご自宅の外を見てみると、ご自宅の周りに白い欠けらがたくさん落ちていたことで、街の屋根やさんに屋根調査のご依頼がございました。
ドローンを飛行させて瓦屋根の状態を見てみると、棟瓦に使用されていた漆喰と呼ばれる隙間を埋める詰め物に、ひび割れや剥がれが確認されました。元々この部分は定期的なメンテナンスが必要とされる箇所ですが、棟瓦を元に戻すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がありました。大和市南林間S様のお宅の屋根は、棟瓦取り直し工事で復旧が可能でした。
新型コロナウイルス(covid-19)の影響が再び拡大しておりまいす。街の屋根やさんでは、これまでと同様にマスク着用やこまめな消毒、zoomを使用した打合せなど対策の徹底を行って参ります。
担当:佐々木
【調査の様子】
大和市南林間S様のお宅の調査ではドローンを使用した調査を行いました。建物の周りに下屋と呼ばれる1階の屋根が多く、またお隣さんと建物との間も狭く梯子を移動したり架けたりすることが困難な環境でしたので、ドローンを使用した調査を行いました。
上空から大和市南林間S様のお宅を撮影してみると、屋根の形状は切妻屋根であることが分かりました。瓦は青緑と呼ばれる青色の粘土瓦です。築30年から40年が経過した瓦屋根では、この青緑の粘土瓦が多く使用されております。
ドローンは屋根の近くまで接近して撮影することが可能です。接近した地点から拡大して撮影することも可能です。なので細かい部分も確認することが可能なのです。特に曇りの日の撮影では晴れた日と比べて影が出ませんので、屋根のどの方角も気にせずに撮影が可能です。
棟を接近してみると、桟瓦(さんかわら)と熨斗瓦(のしかわら)の隙間に詰められている漆喰が詰められており、その漆喰がひび割れたり剥がれて無くなったしております。屋根面にも欠けらが落ちているが見えました。壊れた瓦屋根の棟は、棟瓦取り直し工事で復旧が可能です。
【施工の様子】
棟瓦取り直し工事は、既存の瓦を再利用することが可能な工事です。既存の瓦を再利用しながら、銅線や詰め物を新しくすることが出来る工事です。瓦屋根の棟に行う工事としましては、その他にも漆喰の詰め替えや詰め増しなどのございますが、詰め物と銅線を同時の新しくすることが出来るのは、この棟瓦取り直し工事しかございません。棟瓦取り直し工事を行う際に、まず最初に行うのは、既存の積み上げられた棟瓦を解体することから始まります。
解体した棟瓦を棟周辺から一旦退避させ、鬼瓦の固定に使用されている銅線を新しい銅線と交換しておきます。棟には新しい詰め物を使用して盛っていきます。既存の詰め物は外部に露出する部分に漆喰を使用して、棟瓦の内部には土が使用されてありましたが、今回の工事ではシルガードと呼ばれる詰め物を使用します。
シルガードは馬場商店さんが製造されている現代版の漆喰のようなものです。南蛮漆喰の一種で漆喰に防水性や強度を高くするためにシリコンなどを含めて製造されております。
既存の詰め物は外部に露出する部分に漆喰を使用して、棟瓦の内部には土が使用されてありましたが、このシルガードを使用することで、外部に露出する部分も棟瓦の内部も同じシルガードで仕上げることが可能です。棟にシルガードを盛っていきます。この上に熨斗瓦が重なっていきますので、平らに仕上がるように鏝(こて)を使用して形成した後、熨斗瓦を載せて並べていきます。大和市南林間S様のお宅の棟瓦は、熨斗瓦が3段積まれておりましたので、熨斗瓦とシルガードを3段分詰めては載せて、詰めては載せてを繰り返していきます。
熨斗瓦を積み上げていく過程の途中で新しい銅線も仕込んでおきます。熨斗瓦を3段分積み上げたら、冠瓦(かんむりかわら)を載せて仕込んでおいた銅線を巻き付けて固定させます。銅線をも巻き付けることで最終的に固定されます。
屋根形状が切妻の瓦屋根の棟には、熨斗瓦(のしかわら)、冠瓦(かんむりかわら)、鬼瓦(おにかわら)、巴瓦(ともえかわら)が使用されており、瓦同士の隙間にはシルガードを使用して仕上げます。
【完成】
新しい銅線で巻かれてしっかりと固定されているのが分かります。仕上がった棟瓦を横から見てみると、真っすぐに造られていることが分かります。大和市南林間S様のお宅の棟瓦取り直し工事はこれで完成となります。工事が終わって瓦の表面は解体した際に落とした土やシルガードなどで汚れてしまいますので、最後は瓦の表面を綺麗に拭きとって終わります。瓦屋根の棟は普段からメンテナンスが必要な箇所です。
棟瓦取り直し工事は既存の瓦を再利用することが可能で、瓦よりも先に劣化しやすい銅線や詰め物を新しくするが出来る工事です。これからは台風シーズンが到来しますので、棟瓦取り直し工事を行って台風に備えるのも良いのではないでしょうか。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました!!
記事内に記載されている金額は2020年08月20日時点での費用となります。
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