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横浜市戸塚区汲沢で強風で破損した瓦屋根の棟を、棟瓦取り直し工事で元に戻しました
【施工前】
【施工後】
施工内容棟瓦取り直し
築年数36年
平米数6.5m
施工期間3日間
使用材料シルガード(黒)
費用21.3万円
ハウスメーカーハウスメーカー不明




【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
瓦は屋根に使用する屋根材の中で長持ちする部類に入ります。メンテナンスの周期が長く頑丈なので使用している建物も多く存在しております。瓦自体のメンテナンス周期は長いですが、瓦屋根には瓦以外の材料が使用されている箇所があり、特に棟には隙間を埋めるための詰め物や棟瓦を固定する銅線などが使用されております。これら詰め物や銅線は、瓦のメンテナンス周期よりも短いため、定期的に新しいものと交換する必要があります。
横浜市戸塚区汲沢にお住いになられているH様のお宅の屋根は、築36年以上が経過した瓦屋根のお宅でした。瓦は三州瓦を使用しており神奈川県に見られる代表的な瓦屋根でした。これまでにメンテナンスを行ってきていなかったそうですが、強風の影響で下り棟が倒壊しました。熨斗瓦は2段積まれているタイプの棟ですが、冠瓦(かんむりかわら)と熨斗瓦(のしかわら)が屋根面に散らばっており、お庭にも落下して棟内部の土も飛散している状態にありました。
瓦屋根の棟は複雑な造りをしており、数種類の違う形をした瓦が使用されております。また瓦以外の建築材料も使用されているため定期的なメンテナンスが必要とされる箇所であります。横浜市戸塚区汲沢H様のお宅の倒壊した棟を直すためには、棟瓦取り直し工事を行わないと復旧することが出来ない状況でした。
冬が到来してから新型コロナウイルス(covid-19)の感染者数や重症者数が急増しております。街の屋根やさんでは、マスク着用やこまめな消毒、こまめなうがい、zoomを使用した打合せなど対策の引き続き行って参ります。
横浜市戸塚区汲沢にお住いになられているH様のお宅の屋根は、築36年以上が経過した瓦屋根のお宅でした。瓦は三州瓦を使用しており神奈川県に見られる代表的な瓦屋根でした。これまでにメンテナンスを行ってきていなかったそうですが、強風の影響で下り棟が倒壊しました。熨斗瓦は2段積まれているタイプの棟ですが、冠瓦(かんむりかわら)と熨斗瓦(のしかわら)が屋根面に散らばっており、お庭にも落下して棟内部の土も飛散している状態にありました。
瓦屋根の棟は複雑な造りをしており、数種類の違う形をした瓦が使用されております。また瓦以外の建築材料も使用されているため定期的なメンテナンスが必要とされる箇所であります。横浜市戸塚区汲沢H様のお宅の倒壊した棟を直すためには、棟瓦取り直し工事を行わないと復旧することが出来ない状況でした。
冬が到来してから新型コロナウイルス(covid-19)の感染者数や重症者数が急増しております。街の屋根やさんでは、マスク着用やこまめな消毒、こまめなうがい、zoomを使用した打合せなど対策の引き続き行って参ります。
担当:佐々木
【調査の様子】
横浜市戸塚区汲沢にお住いになられているH様のお宅で破損した箇所は、南側にある下り棟でした。屋根の形状は寄棟で三州瓦を使用した瓦屋根でした。寄棟の瓦屋根にある棟には、鬼瓦(おにかわら)、冠瓦(かんむりかわら)、熨斗瓦(のしかわら)が使用されております。お庭側から見てみると、冠瓦と熨斗瓦が無くなっているように見えました。お庭には冠瓦がいくつか散乱しておりました。棟瓦はメンテナンスを行っていないと破損しやすくなる傾向がございます。
【施工の様子】
棟瓦の取り直し工事を行うにあたっては、屋根の傾斜角や周囲の環境によって足場を設けることがあります。横浜市戸塚区汲沢H様のお宅では、棟瓦取り直し工事を行う屋根の近くにお隣さんのベランダがございましたので、施工中のホコリや土が飛散しないように気を付けながら施工を進めます。施工のために屋根に上ってみると、熨斗瓦が散乱しておりました。棟を中心に北側にだけ熨斗瓦が散乱しておりましたので、南側から強風が吹き付けたものと思われます。
散乱していた熨斗瓦をどかしてみると、桟瓦が割れておりました。熨斗瓦が当たった衝撃で飛ばされていない桟瓦も破損したということになります。飛ばされたものにより飛ばされていないものが破損することを、二次被害と呼びます。瓦は瓦が自体が重いため、飛ばされたときに瓦に当たったものも割れてしまうことがあります。瓦が飛ばされたことで車や室外機が破損したという話もよく耳にします。日頃からメンテナンスを行っておけば、風による影響も軽減出来ますので、定期的な点検やメンテナンスを行っておくことをおすすめいたします。
寄棟の瓦屋根の棟は、冠瓦(かんむりかわら)、熨斗瓦(のしかわら)、鬼瓦(おにかわら)の3種類の瓦で成り立っており、総称して棟瓦と呼ばれております。冠瓦と熨斗瓦が屋根面に散乱しており、内部にある土も飛び散っておりました。台風の強烈な風圧により、銅線が切れたことでこのような状況に陥ったと考えられます。
既存の銅線を切って上から順番に解体していきます。そして撤去中に内部にあった土が出てきてしまいますので、周辺を含めて清掃をして新しい詰め物を使用しても影響の出いないようにしていきます。詰め物と銅線が新しくなりますので、それぞれを屋根の上に運搬しておきます。
新しい詰め物としてシルガードを使用します。シルガードは、現代版の漆喰のような材料です。南蛮漆喰の一種で漆喰に防水性や強度を高くするためにシリコンなどを含めて製造されております。桟瓦の上に載せたシルガードは、鏝(こて)を使用して形成します。そのうえで熨斗瓦を綺麗に並べていきます。シルガードを形成するときも熨斗瓦を載せて並べていくときも、予め糸を張っておいて綺麗な形に仕上がるように進めていきます。
横浜市戸塚区汲沢H様のお宅の下り棟には、2段分の熨斗瓦が使用されております。熨斗瓦を載せてシルガードを詰めて、またその上に熨斗瓦を載せてシルガードを詰める作業を繰り返していきます。この作業の途中で新しい銅線を仕込んでおいて、冠瓦を被せてから銅線を結びます。
割れていた桟瓦をそのままにしておく訳にはいきません。割れてしまっていた桟瓦を新しい桟瓦と交換しました。三州瓦の中で青色をしたものを青緑(せいろく)と呼びます。恐らくよく見かける色の瓦屋根でと思います。割れたところだけを交換することが出来るのは、陶器瓦や粘土瓦と呼ばれる種類の瓦を使用した屋根の大きな特徴です。他の屋根材を使用している屋根では、割れた箇所だけを簡単に交換することが出来ないことが多いのです。
【完成】
棟瓦取り直し工事を行うと、元々あった土や漆喰、セメントなどの欠けらや粉塵が散乱することで、瓦の表面が汚れてしまいます。街の屋根やさんでは、工事の終わりに必ず瓦の表面を清掃しております。これで棟瓦取り直し工事は完成となります。
棟瓦取り直し工事は既存の瓦を再利用することが可能です。破損してどうしても使用できない瓦のみ新しい瓦を交換します。瓦よりも先に劣化しやすい銅線や詰め物を新しくするが出来る工事です。瓦屋根には定期的にメンテナンスする必要のある箇所が存在します。
【ドローン撮影】
屋根の上に立って撮影すると施工範囲全体を捉えることが出来ないときがあります。私達、街の屋根やさんでは、施工範囲全体を屋根の上から捉えることが難しいときに、ドローンを飛行させて撮影させていただいております。
「完成全体の状態が見れて安心した」、「どこをどのように行ったかが分かりやすい」などのお言葉を頂戴しており定評があるため、これからもドローンを飛行させた撮影を続けて参ります。点検や調査のときも使用できるため、屋根に上ることが困難な環境の建物をお持ちの方は、是非街の屋根やさんにご相談頂ければと思います。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年01月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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