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バルコニーからの雨漏りの原因になる部分は一箇所とは限りません|横浜市栄区

更新日:2017年10月16日

バルコニーから下のお部屋へ雨漏りしてお困りの横浜市栄区のお宅へ伺いました。天井に染みが出来ていて、その上がバルコニーになっているのでそこから雨漏りしているのではないか?というお問合せがありました。

バルコニーの床にはなにかしらの防水が施工してありますが、その防水が劣化してしまうと雨漏りに直結してしまいます。今回の雨漏りも防水に原因がありましたが実は他にもある事がわかり、可能性がある部分は全て直すことになりました。雨漏りの原因は一箇所とは限りませんので、正確な調査が不可欠になっていきます。

お客様は建てたハウスメーカーに何度も雨漏りの調査を依頼したそうですが一向に原因がわからず、街の屋根やさんへご連絡頂きました。原因がはっきりとわかって雨漏りが止まったので、とても安心されていました。

雨漏りしている部分の上を徹底調査!

和室の雨染み バルコニーの床下地

普段あまり見ない天井に何となく染みの様なものが出てきたな、とおもっていたら段々染みが広がってきて『雨漏りしている!』と気づかれる事があると思います。または、サッシと室内側の枠の隙間からポタポタと雨水が垂れたりして雨漏りに気付いた、なんて事もありますよね。

天井に染みが出来る場合、洋室よりも和室の方が症状が現れるのが早いんです。その理由は、和室に多く見られる木目の天井材は簡単に言えばベニアに薄く剥いだ木を貼り付けているのに対して、洋室の天井は石膏ボードにビニールクロス貼りの仕上げになっているので、表面に雨染みが出るのが和室よりも遅くなる事があります。また、天井裏の断熱材が雨水を吸ってしまう為に雨漏りの量によってはなかなか気付かない事も多いんです。

この事からも天井に雨染みが出てきた時には大分前から雨漏りしていた可能性が高いので、柱や梁などの建物の構造材に傷みが出始める前に早急な補修工事が必要になります。

雨漏りの原因は一箇所とは限りません

バルコニーの状態

ここで皆様に質問です。この様なバルコニーは良くあると思いますが、下のお部屋の天井から雨漏りしていました。床にはFRP防水が施工してありますが雨漏りの原因として考えられる部分はどこにあるでしょうか?何となく床の防水に原因が有りそう、という事はわかると思いますが雨漏りの原因に繋がる部分は床の防水だけではないんです。

雨漏りの原因になる場所

正解は赤い矢印で指している部分は全て雨漏りの原因になってしまうところです。『えっ!?こんなにあるの?』と思われたかもしれませんが、バルコニー部分はデザインや機能性を重視する余り雨仕舞いに問題がある部分がとても多いんです。

排水口 排水管と防水の隙間

例えば、排水口回り。バルコニーの床を流れる雨水を壁を横に抜いたり床から下に排水するのですが、排水管と防水の取合い部分がどうしても弱くなってしまうので、隙間や切れ目が出来てしまい雨水が下に流れて雨漏りになっていきます。雨漏りしている水の量が多い場合は排水口部分が原因の事が多いんです。ここに雨水を集めますので隙間が空いていればどんどん入り込んでしまいます。

腰壁の開口部 小さな隙間も原因になります

ここも良く雨漏りの原因になる部分です。立上りの壁に格子などがある場合取付金具のビス穴の防水処理をしていなかったり、笠木という板金と外壁の取合い部分に隙間があいてここから入り込む事もあります。

笠木の隙間 コーキングと水抜き穴

あとは、手すりが取り付いている笠木です。腰壁の上に被せるようにしてある板金ですが、一枚の板金では加工出来ませんので必ずコーナー部分や長い直線で繋ぐ事になります。しかし、このジョイントが結構な確率で雨漏りに繋がる部分で、隙間から雨水が入り込んで外壁と柱の間を下に流れていって下の部屋へ雨漏りとして出てきてしまいます。

また、手スリの柱も処理が必要でアルミ製のものならば繋ぎや隙間などから入り、鉄骨製の柱であればサビなどで腐食したところから入り込んでしまいます。場合によっては柱の中に水が溜まって水筒の様になってしまう事もありますので、必ず水抜の穴を開けて中に注入剤を入れてカサ上げして外に流れる造りにしないとなりません。

他にも雨戸の戸袋の中に拭き込んだり、サッシ回りのヒビ割れや外壁と床から立ち上がった防水部分の水切りが良くなかった時も、防水層の下に雨水が入り込んでしまいます。もちろん一目でわかる床のヒビ割れが原因の場合もありますが、この様にバルコニーからの雨漏りには沢山の原因になる部分がありますので、ひとつひとつ調べていって一回の補修工事で雨漏りを止めていきましょう!

横浜市栄区の雨漏りの原因はバルコニー回りに複数ありましたが、原因をしっかりと突き止めましたので完全に直って安心していただける様になりました。

雨漏りでお困りの方は、フリーダイヤル0120-989-936までお気軽にご相談・お問合せください。

 記事内に記載されている金額は2017年10月16日時点での費用となります。
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