HOME > ブログ > 寒川町宮山にてモニエル瓦で葺かれた屋根から瓦が落下、屋根補修.....
寒川町宮山にてモニエル瓦で葺かれた屋根から瓦が落下、屋根補修工事の為に点検調査を実施しました
寒川町宮山にて近隣の方から、どうやら強風が吹いた次の日にお宅の屋根の一部がなくなっている、と指摘を受けたことがきっかけで屋根点検調査をすることになりました、A様邸での屋根調査の様子をお伝えいたします。なくなっているという事は庭先に落ちているか近隣の敷地や道路へ落下していると思っておりましたが、そうではなさそうでした。原因究明のためにさっそく屋根へ上がらせていただきました。
屋根に上がると下り棟の途中の瓦が無くなっていることに気づきます
A様邸は階段を数段上がった擁壁の上に建てられており、周りもなかなか梯子をかけるスペースがありませんでした。唯一かけられたのが写真左の場所です。こちらから屋根にあがり、ふと全体を見て回っていると寄棟形状のA様邸の下り棟の一部(赤丸の箇所)の瓦がないように遠目から確認できました。
こちらの瓦は洋瓦と呼ばれるものでS形やF形などの種類があります。意匠性が高く粘土瓦ですので長期に屋根材自体メンテナンスが必要のない屋根材ですが、洋瓦でもモニエル瓦と呼ばれるセメント洋瓦がこちらには使われておりました。粘土瓦と違い10年~20年ほどで塗装が必要な洋瓦です。
塗装でのメンテナンスをしていないと思われる屋根全体に苔などの汚れが付着してしまっているのが写真右を見ると分かります。
心木が丸見えになってしまっているモニエル瓦で葺かれた屋根
こちらが指摘されたという、なくなっていると言われた部分でしょう。モニエル瓦などの洋瓦は漆喰も使っておりますが、棟を釘で心木に向けて打ち込んで固定しています。今回はその釘が抜けた影響か一か所だけ瓦が外れてしまっていたようです。ではこの外れた棟瓦がどこにあったのでしょうか。
なんと運良く南側の雪止め金具に引っかかって屋根の上に残っていてくれました。どこにも二次被害が出る前に点検できてよかったです。ただ釘が錆びておりそのままでは固定できないために日を改めて固定する釘を新しく用意し固定する屋根補修工事を行う事となりました。ちなみに洋瓦でもモニエルかどうかを見極める方法として簡単なところでいいますと、端部に凹凸がありざらざらとしているとモニエル瓦です。
ここが平で凹凸がないならばモニエルではないコンクリート瓦・セメント瓦と判断ができます。
「瓦」と聞くと何もしなくてもいいと思われる方が多いのですが、役物を固定するための土台はメンテナンスが必要です。漆喰や心木は雨水が回ってしまうと腐食してしまいます。(漆喰工事についてはこちらをご覧ください。)
特にモニエル瓦はすでに廃盤になっており手に入らない瓦ですので、もし割れたりしたなどがあった場合部分補修がききません。葺き替え工事しか選択肢がない建物もいまだ多くあると思われます。もしご自宅の屋根材にモニエル瓦が使われいて、なにもメンテナンスをしておらず10年、20年経過している場合は一度点検調査をお勧めいたします。
私達、街の屋根やさんではどんな瓦屋根の調査や施工も多く実績がございます。瓦屋根でお困りの時はぜひ街の屋根やさんへお任せください。
現在コロナ禍にあり工事をお願いしたいけど大丈夫かご不安になられている方もいらっしゃるかと思いますが、街の屋根やさんでは対策を講じて対応させて頂いております。詳しくは「新型コロナウィルス対策について」をご覧ください。
記事内に記載されている金額は2020年05月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック!
ベランダ・バルコニー屋根補修は外装と併せて【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

寒川町のその他のブログ
寒川町のその他の施工事例
屋根補修工事を行った現場ブログ
屋根補修工事を行った施工事例
お問い合わせフォーム

点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!
お電話でのお問い合わせは
通話料無料

0120-989-936
8時30分~20時まで受け付け中!