横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にてスレート屋根点検調査、築は浅くてもスレートが雨水を吸ってしまうと早期に屋根工事が必要になります

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横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にてスレート屋根点検調査、築は浅くてもスレートが雨水を吸ってしまうと早期に屋根工事が必要になります

更新日:2021年04月11日

 横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にお住まいのO様より、離れた所からちょうど見える自宅屋根の色が新築時とかなり違って見えるとの事で、屋根点検調査のご依頼を頂きました。

 O様邸はまだ築12~13年程で、そろそろ外壁も含めた外装リフォームをしようと検討中だったとの事でした。新築時とは違ってみるという事は屋根の劣化が進んでいるのでしょうか。確認すべく屋根点検調査にお伺いさせて頂きました。

 新型コロナウィルス感染拡大防止の為に街の屋根やさんではソーシャルディンスタンスやこまめな消毒を徹底しておりますのでご安心ください。

 

入母屋や谷ドーマーがある複雑な形状の屋根でした

軒先に梯子を架けて調査 切妻屋根の入母屋造り

 

 軒先に梯子を架けて屋根に上がると、O様邸はスレート葺きの屋根である事が分かります。経年で表面の塗膜が劣化し雨水を弾けなくなってきますので定期的に塗装でのメンテナンスが必要な屋根材です。また入母屋風造りや谷ドーマーが設けられている意匠性の高い屋根でもあります。屋根形状が複雑になるとその分必要な役物数も増えて取合いも多く出来ますので、メンテナンスをしていませんと雨漏りに繋がりやすい屋根形状ともいえます。

 細かく見てみますと、ノンアスベストのこちらのスレート表面がかなり汚れが蓄積されており、弱まっている事が確認できます。クラックも多く、塗膜性能の劣化が顕著でした。

 

ノンアスベストのスレート屋根材は傷みやすい傾向にあります

端部が雨水を吸って劣化

 

 屋根調査を進めていきますと、屋根材の重なり合う部分の端部が白く削れて欠けてしまっている箇所が見つかりました。これは毛細管現象によりスレート屋根材の裏側にまわった雨水をスレートが吸ってしまっている事や、築は浅くとも立地や環境により表面塗膜が劣化し雨水を弾けなくなってしばらく経過してしまうと、スレート表面からも雨水を吸いやすい環境になってしまい、セメント板であるスレートが脆くなってしまうのです。その象徴的な劣化がこちらです。塗装は美観の回復と雨水を弾く塗膜をつくることは可能ですが、塗装工事はスレート本来の性能を蘇らせるものではございません。劣化がある程度進んでしまうと屋根工事でしかメンテナンスが不可能になる事が多いのです。

 

日当たりの悪い北面は苔や藻、カビで汚れで覆われている 表面にも多くのクラック

 

 先ほどの箇所とは棟をまたいで反対側にある北側を見てみましょう。日当たりの良い南面は雨水が屋根に残っていても乾くのが早い為に藻や苔、カビの繁殖はそれほどありませんでした。しかし、北面を見てみますとこれだけの角度がついている急勾配屋根でも真っ黄色に苔が目立ち、黒くカビが繁殖している様子が一目でわかります。軒先側はズルズルと屋根の汚れが酷すぎて移動できなかったほどです。

 以上の事から今後の事をご相談したところ、屋根塗装ではなく既存のスレートが傷みすぎて雨漏りする前に屋根カバー工事をご提案し、ご用命頂きました。

 私たち、街の屋根やさんではお住まいごとによって違ってきますメンテナンス方法をきちんとした調査の上でお客様に写真をまじえてご説明し、ご理解を頂いた上で工事を進めさせて頂いております。屋根の事でお困りの時は調査時からしっかりとお住まいの将来の事も考えているスタッフがいる街の屋根やさんへお任せください。

 記事内に記載されている金額は2021年04月11日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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