横浜市緑区竹山にて防災瓦の瓦屋根を無料点検!防災瓦ってどんな瓦?詳しく解説!

HOME > ブログ > 横浜市緑区竹山にて防災瓦の瓦屋根を無料点検!防災瓦ってどんな.....

横浜市緑区竹山にて防災瓦の瓦屋根を無料点検!防災瓦ってどんな瓦?詳しく解説!

更新日:2023年04月19日

 横浜市緑区竹山のお住まいにて、防災瓦を使用した瓦屋根の無料点検を実施致しましたのでご紹介致します。
 お客様より詳しくお伺い致しますと「漆喰が雨で流れてしまっている」との事なので、漆喰部分を中心に瓦屋根全体を徹底的に調査させていただきます。

防災瓦セラマウントが使用された瓦屋根を現地調査

横浜市緑区竹山にあるお住まいの防災瓦の瓦屋根

 今回、現地調査にお伺いさせて頂いた瓦屋根は「防災瓦」であるセラマウントが使用されておりました。
 「防災瓦」という言葉に聞き馴染みが無いと思われますが、実は現在製造されている瓦の95%以上は防災瓦となります。

 セラマウント瓦は、日本3大瓦の一つである「三州瓦」で、重量が34.8㎏/1㎡と軽量です。
 和風なイメージになるグレー色やテラコッタの様な素焼風の赤レンガ色など、カラーバリエーションもあり、カラーによってお住まいの雰囲気を大きく変える事も可能です。

瓦屋根の弱点を克服した防災瓦

 防災瓦の大きな特徴としては、一般的な瓦屋根の弱点である「地震や強風による瓦のズレ・落下」を瓦の設置方法で克服している点です。

 一般的な瓦屋根の固定方法は、棟などの特定の部分を除いて「瓦桟という木に引っ掛ける方法」や「敷き詰められた土に瓦を押し付ける方法」の為、しっかりとした固定がされておらず、地震や強風の際に瓦の落下やズレなどの被害に繋がってしまいます。

 防災瓦は、瓦同士を嚙合わせる様にロックして1枚ずつ釘やビスで固定する為、地震や強風に非常に強い特徴があります。
 また、メーカーや製品によっては「軽さ」にこだわっている製品も多いです。
 「瓦」が軽い事で地震の際にお住まいが揺れにくくなる為、「耐震性」を高める事が可能です。

大棟の漆喰の剥離と葺き土の流出

漆喰が剥離した大棟 漆喰の剥離による葺き土の流出

 それでは、瓦屋根の点検調査を進めていきます!

 写真は、大棟部分の漆喰施工箇所の様子です。
 漆喰が剥離し、内部の葺き土が流れてしまっている事が確認出来ます。

 葺き土は大棟の土台ですので、葺き土の流出がこのまま続けばいずれ棟を支えられなくなり倒壊の危険性がございます。

下り棟のヒビや防災瓦の小口部分に繁殖した苔

下り棟の漆喰に発生したヒビ 防災瓦の小口部分に繁殖した苔

 合わせて、下り棟でも漆喰部分にヒビが入っている事が確認できました。
 このまま劣化が進行してしまいますと、近い将来に大棟の様に漆喰の剥離・葺き土が流出してしまうリスクがございます。

 また、防災瓦の小口部分に藻や苔が発生している個所を確認致しました。
 藻や苔は雨水を吸収してしまう為、瓦屋根上に長時間水分が滞留する事に繋がり、瓦屋根の劣化を促進てしまう悪影響がございます。
 その為、今回は瓦屋根の洗浄もオススメ致しました。

漆喰の劣化や葺き土の流出を確認したら早急な対応を!

 漆喰調査の様子でもお伝え致しましたが、漆喰の劣化や葺き土の流出は「支えている棟の倒壊」や「のし瓦の落下」など大きな被害に繋がってしまいます。
 
 こうした被害を未然に防ぐ為にも、もしお住まいの瓦屋根の漆喰に異常を確認した際は、信頼できる専門業者への点検依頼をオススメ致します。
 私達、街の屋根やさんでは、専門スタッフによる調査・お見積りまで無料にて承っております。
 お住まいの屋根の異常・お困り事がございましたらぜひお気軽にご相談下さい!

 参考価格として、「漆喰の詰め直し工事」では、1mあたり税込み5,500円~ご提案させて頂いております。

 現地調査にお伺いさせて頂く際には、「新型コロナウィルス対策」として手指の消毒・マスク着用や適切なソーシャルディスタンスを保つ事を徹底しておりますのでご安心下さい!

 記事内に記載されている金額は2023年04月19日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

関連動画をチェック!

和瓦?セメント瓦?漆喰補修や塗装などのメンテナンス【街の屋根やさん】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

瓦屋根の方へ、漆喰詰め直し・漆喰取直しで長寿命な屋根を目指しましょう
 漆喰の歴史は古く、約5000年前から世界中で使われています。瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなど漆喰は様々な場面に用いられてきました。日本が世界に誇る世界遺産「姫路城」、その白鷺と形容される美しい白壁にも漆喰が用いられています。 瓦屋根では瓦の固定や接着に漆喰が用いられています。この漆喰も…続きを読む
街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
 弊社では無料で屋根の点検を行っております。  屋根は日々、私たちの生活を守る重要な役割を果たしています。  風雨にさらされ、砂埃に晒され、紫外線に曝され、雨に打たれ、夏は猛暑、冬は厳寒… 実は屋根は日々相当な負担を受けているのです。  雨漏りや損傷など、修理が必要になる前にプロによる点検を受け、…続きを読む
4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
 「瓦屋根は手入れいらずで安全」と思っていませんか? 確かに瓦屋根は耐久性が高く、数十年以上も持ちますが、台風や強風の影響を受けやすい場合があります。  瓦屋根の耐用年数をさらに延ばし、安全かつ安心してご利用いただくために、瓦屋根のメンテナンスについて説明します。メンテナンスのタイミングや方法につ…続きを読む
瓦・スレート・金属 あなたの屋根はどのタイプ?
 和風と洋風のテイスト、現代的と伝統的の時代感、現在はそれらの枠を飛び越えた様々なデザインの建築が増えました。一般的なお住まいも実に多彩です。 また、それに合わせて屋根の形状も多様になってきました。オーソドックスな三角屋根、地球環境に配慮し太陽光発電を数多く載せられるように南斜面を広く取った屋根、…続きを読む
地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦
 「屋根の重量が嵩む瓦屋根は地震に弱い…」、阪神・淡路大震災以降、瓦が落下し、倒壊した家屋の映像が繰り返し、流され続けたため、そういったイメージが刷り込まれてしまいました。特に熊本・大分地震では熊本城の瓦が落下していく様子が映像で流されたため、そういった思いを強くした方も多いでしょう。  また近年…続きを読む
重くて固い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
 最近では台風や地震が頻繁に発生し、瓦屋根に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?  重くて堅固な瓦が地に落ちると、まず間違いなくその着地点の物を傷つけ、破壊してしまいます。 自分の敷地内であればまだしも、お隣に被害を及ぼしてしまった場合、問題が複雑化します。  頑丈で重い屋根材故に、適切…続きを読む
瓦の種類はたくさん!粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦など瓦の種類や見分け方、メンテナンス方法について詳しく解説!
 日本の伝統的な屋根材と言えば「瓦」。昔から馴染みがある屋根材で、瓦と聞いただけでイメージが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。 しかし、ひとくちに「瓦」と言っても、神社などの建築で使われる和風な瓦から、外国を彷彿させるような洋風な瓦までさまざまあります。色や形状などの見た目はもちろん、材質や…続きを読む
あなたの屋根はどの形?18種類の屋根と名称をご紹介
 普段、生活する上で屋根の形を気にすることはあまりないと思います。ちょっと街を歩いてみましょう。ご近所を散歩するだけで、様々な形、様々な材料の屋根があることが分かります。  カッコイイ屋根、素敵な屋根、オシャレな屋根、かわいらしい屋根、ユニークな屋根、実に様々です。神社・仏閣ともなれば荘厳なものが多…続きを読む
瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
  瓦に飛来物が当たり割れてしまった場合、また風によって少しずれてしまっている場合、雨漏りが起きていなくとも防水紙の劣化に繋がりますので、補修は必要です。瓦の差し替え工事瓦の並び戻し工事    漆喰が剥がれることによって内部の土が露出し、雨水で流れ出てしまいます。そのまま放置してしまうと棟自体の並…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      横浜市緑区のその他のブログ

      2024/03/3 横浜市緑区新治町にて築50年程経過しているお住まいで雨漏り発生、経年劣化でセメント瓦と防水紙が劣化しており葺き替え工事が必要でした

       横浜市緑区新治町にお住まいのK様より、以前より雨漏りがあったが放置してしまっていた。最近の雨で室内に大量に漏れるようになってしまったので修繕をしたいと街の屋根やさんへご相談を頂きました。  お話を伺いますと、築50年程経過しているお住まいで屋根に関しては何も手をかけたことがないそうです。...続きを読む

      2024/02/29 横浜市緑区白山にて一階室内への雨漏りの原因は下屋根の雨仕舞と外壁のクラックからでした

       一階室内天井に何か染みがジワジワと増えて黒くなってしまったとの事がきっかけで、葉山町木古庭にお住まいのW様より雨漏り調査のご依頼を頂きました。築年数は30年程経っており、今まで屋根のメンテナンスをした覚えがないとの事でした。現地にお伺いすると屋根には和瓦が使われていました。 雨漏りしているお部屋の...続きを読む

      2024/01/23 横浜市緑区白山で表面の剥がれが気になる屋根を点検しました

      傷んだ屋根を調査して欲しい 横浜市緑区白山で、アンテナ工事をした際に屋根の劣化が酷いと業者に言われたことをきっかけに、状態確認をお願いしたいとお問い合わせをいただき現地調査にお伺いしてきました。 表面がパリパリに剥がれている状態でした  屋根は表面が剥がれている状態でした。これは表層剥離と...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      横浜市緑区のその他の施工事例

      施工内容
      屋根カバー工法
      築年数
      15~20年程
      使用材料
      ディートレーディング エコグラーニ エバーグリーン

      その他の施工事例一覧→

      漆喰工事を行った現場ブログ

      2024/04/16 棟瓦の読み方・役割とは?|棟瓦を構成する「のし瓦」などの部材を併せてご紹介!

      棟瓦は、一般的に瓦屋根の頂点など面と面の合わさり部に設置されます! それでは、棟瓦はどの様な役割があるのでしょうか(・・? 今回は棟瓦の読み方・役割をはじめ、棟瓦を構成する「のし瓦」などの部材の位置やそれぞれの役割をご紹介いたします!棟瓦の読み方・役割 棟瓦は「むねがわら」と読み、冒頭でもお伝え致し...続きを読む

      2024/03/5 棟瓦の場所や役割|取り直し工事が必要なのはどの様な時?

       屋根材同士の合わさり部分である「棟」には必ず隙間が発生してしまい、そのままの状態では雨水が浸水してしまいます(>_<) そこで、瓦屋根の場合には棟に沿って造られる「棟瓦」によってその隙間を保護しています! 今回は、棟瓦の場所や役割、取り直し工事の工事方法や必要なタイミングまで詳しくご紹...続きを読む

      2024/02/26 棟瓦とは?瓦屋根でも定期点検・メンテナンスは必要です!

       瓦は非常に耐久性の高い屋根材であり、中には耐用年数が半世紀を超える瓦も存在します(#^^#) しかし、だからといって瓦屋根にメンテナンスが全く必要ないわけではありません(>_<) 今回は瓦屋根の中でも雨漏りリスクが高く、劣化進行が歪み・倒壊などの被害に繋がる「棟瓦」について詳しくご紹介...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      漆喰工事を行った施工事例

      その他の施工事例一覧→

      お問い合わせフォーム



      お名前
      必須

      例:屋根 一郎

      ふりがな
      【任意】

      例:やね いちろう

      ご住所(工事地住所)
      必須

      ※郵便番号入力で町名まで自動入力されます。

      郵便番号
      -

      番地・ビル・マンション名

      E-mail
      (半角英数)
      必須
      電話番号
      (半角英数)
      【任意】
      例:045-XXX-XXXX
      お問い合わせ
      【任意】

      入力内容をご確認の上、よろしければ「確認画面へ」ボタンを押して入力内容確認画面へお進みください。

      個人情報の取り扱いにつきましては、プライバシーポリシーをご覧ください。

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!