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相模原市で屋根点検を実施し棟板金のわずかな浮きを発見!放置するリスクとメンテナンス方法を解説
はじめに
皆様、こんにちは。
屋根専門業者である「街の屋根やさん」です。
本日は、相模原市のお客様より屋根点検のご依頼をいただき、現地調査にお伺いした際の様子をご紹介します。
今回の点検では、スレート屋根の頂上部分にある「棟板金(むねばんきん)」に劣化の兆候が見られました。
特に、棟板金に2cm程の浮きが発生している箇所を確認しました。
一見すると小さな隙間に見えるかもしれませんが、屋根においてこの「浮き」は、雨漏りや強風による飛散事故につながる非常に危険なサインです。
この記事では、実際の点検写真をご覧いただきながら、棟板金が浮いてしまう原因や、放置した場合のリスク、そして最適なメンテナンス方法について詳しく解説していきます。
屋根の状態が気になる方はぜひ参考にしてください。
相模原市にてスレート屋根の点検を開始
今回ご相談をいただいたのは、相模原市にある2階建ての住宅です。
「築年数が経過して屋根の状態が心配なので見てほしい」というお問い合わせをいただき、早速現地へ急行しました。
到着後、まずは地上からの目視確認を行いましたが、屋根の形状や高さの関係で詳細な状況までは把握できませんでした。
そこで、梯子を架けて屋根の上に登り、直接屋根材の状態を確認することにしました。
まずは屋根全体の状態を確認するために撮影した写真をご覧ください。

屋根材は、多くの住宅で採用されているスレート(カラーベスト・コロニアル)です。
全体的に塗膜の劣化が見られ、色褪せや苔の発生が確認できますが、スレート自体に大きな割れや欠落といった致命的なダメージは見当たりません。
しかし、屋根の頂上部分、面と面が合わさる箇所を覆っている金属部分に注目してください。
これが「棟板金(むねばんきん)」と呼ばれる部材です。
屋根の内部に雨水が侵入するのを防ぎ、屋根材を固定する重要な役割を担っています。
遠目には問題なさそうに見えますが、近づいて詳しく調査を進めていくと、看過できない不具合が見つかりました。
棟板金に発生した「浮き」と「隙間」
さらに棟板金に近づき、細部を点検していきます。

手で触れて確認してみると、固定力が弱まっており、部材自体が浮き上がってしまっている箇所がありました。
本来、棟板金は屋根の下地にしっかりと固定され、ある程度密着しているべきものです。
しかし、こちらの写真のように、手袋をした指が入るほどの隙間が生じているのがわかります。
さらに、正確な状況を把握するために、メジャーを当てて浮きの幅を計測しました。

計測の結果、約2cmもの浮きが発生していることが確認できました。
屋根における2cmの隙間というのは、非常に大きな数値です。
この隙間は、横殴りの雨が降った際に雨水の侵入経路となります。
通常の雨であれば上から下へ流れていきますが、風を伴う雨の場合、雨水は下から上へ、あるいは横から隙間へと吹き込みます。
このわずかな浮きから浸入した雨水は、徐々に屋根の内部構造を腐食させ、最終的には室内への雨漏りへと発展する恐れがあります。
また、浮いているということは、板金を固定している釘やビスが効いていない、あるいは抜けてしまっている可能性が高いことを示唆しています。
なぜ棟板金は浮いてしまうのか?
では、なぜこのように棟板金が浮いてしまうのでしょうか。
その主な原因は、「熱膨張」と「下地木材(貫板)の劣化」にあります。
屋根は建物の中で最も過酷な環境にさらされている場所です。
金属製の棟板金は、日中の太陽熱を受けて高温になり、膨張します。
逆に、夜間や冬場は気温が下がり、収縮します。
この膨張と収縮を毎日繰り返すことで、板金を固定している釘が徐々に外側へと押し出されていきます。
これを「釘浮き」と呼びます。
さらに、長年の雨水の影響や湿気によって、棟板金の下にある「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材が腐食して痩せてしまうことも原因の一つです。
木材が腐食してボロボロになると、釘を保持する力が失われてしまいます。
その結果、風の煽りや振動によって釘が抜け落ち、板金自体が浮き上がってしまうのです。
棟板金の全体調査で分かったこと
さらに調査範囲を広げ、他の箇所の棟板金も確認しました。

こちらは、三方向からの棟が合流する「三股(みつまた)」と呼ばれる部分です。
この接合部は構造が複雑であり、雨仕舞(あまじまい)において特に注意が必要なポイントです。
写真を見ると、板金の継ぎ目部分のコーキング(シーリング)も劣化し、痩せている様子が伺えます。
コーキングが切れると、そこからも雨水が侵入し、内部の貫板の腐食を加速させます。
また、全体を俯瞰して見た際の写真もご覧ください。

このように屋根全体を見渡すと、一箇所だけでなく、複数の箇所で経年劣化が進行していることがわかります。
棟板金の浮きは、一箇所で見つかれば、他の箇所でも同様の症状が起きている可能性が高いです。
特に相模原市は、内陸性の気候でありながらも、台風シーズンには強い風が吹くことがあります。
もし、この2cmの浮きを放置したまま台風が直撃したらどうなるでしょうか。
強風がこの隙間に入り込み、テコの原理で棟板金全体を一気にめくり上げてしまうリスクがあります。
剥がれ飛んだ鋭利な金属板が、近隣の住宅や車、最悪の場合は通行人に当たってしまう二次被害だけは絶対に避けなければなりません。
最適なメンテナンス方法:貫板交換工事
今回のような状態が見られた場合、浮いている釘をただ打ち直すだけではあまり解決になりません。
なぜなら、釘が効かなくなっている根本的な原因は、下地である「貫板」の腐食にある可能性が高いからです。
腐食した木材に再度釘を打っても、すぐに抜けてしまいます。
そこで、街の屋根やさんが推奨する修理方法は最低でも「棟板金交換工事」です。
具体的な手順は以下の通りです。
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既存の棟板金と、その下の古い貫板をすべて撤去します。
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屋根の上を清掃し、防水処理を行います。
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新しい下地(貫板)を設置します。
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この際、腐食に強い「樹脂製貫板(タフモックなど)」の使用をお勧めすることが多いです。
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樹脂製であれば、雨水を吸って腐る心配がなく、耐久性が向上します。
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新しいガルバリウム鋼板製の棟板金を被せます。
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固定には、釘ではなく「ステンレス製のビス(ねじ)」を使用します。
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ねじ込み式のビスを使用することで、釘に比べて引き抜き強度が格段に強くなり、強風でも飛ばされにくい屋根になります。
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まとめ:早期発見が家を守る鍵
今回の相模原市での点検では、棟板金に2cm程の浮きが見つかりました。
地上からでは見えにくい屋根の上の異変ですが、写真で記録し、お客様に数値でお示しすることで、現状のリスクをご理解いただくことができました。
屋根の不具合は、雨漏りなどの実害が出てからでは修理費用が高額になりがちです。
そうなる前に、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことが、トータルコストを抑え、長く安心してお住まいいただくための秘訣です。
特に築10年以上経過しているお住まいや、前回のメンテナンスから期間が空いている場合は、一度専門家による点検を受けることを強くお勧めします。
街の屋根やさんでは、点検からお見積もりまで無料で行っております。
屋根の浮き、剥がれ、色褪せなど、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
皆様の大切なお住まいを守るため、私たちが誠心誠意サポートさせていただきます。
記事内に記載されている金額は2026年01月08日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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