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中郡大磯町大磯で経年で隙間ができてしまったセメント瓦屋根の漆喰補修と瓦の差し替え

更新日:2020年08月24日

【施工前】
隙間ができてしまった棟の取り合い

【施工後】
漆喰で棟の隙間を補修

施工内容漆喰工事

築年数築32年

施工期間1日

使用材料強力なんばんしっくい

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保証お付けしておりません

ハウスメーカーご親戚の工務店

漆喰詰め直し

【お問い合わせのきっかけ】


担当:白石


 台風通過後、屋根を点検してみたら「瓦がズレているように見えた」という中郡大磯町大磯のお客様です。その点検中に瓦が1枚なくなっていることも発見したそうです。令和元年房総半島台風は大磯町に直撃しなかったものの、海に近くもともと風が強い地域なのでさぞかし強風が吹いたのではないでしょうか。瓦がズレるような被害があっても、おかしくはありません。
 点検を行ったところ、確かにお客様がおっしゃる通り、瓦が1枚だけなくなっていました。それよりも問題なのは隅棟の方で、棟全体が下の方にずれている状態です。恐らく経年で下地が傷み、棟の重みに耐え切れず、全体的に下にずれてしまったのでしょう。棟瓦のずれたところから雨水が浸入しますとさらにずれが酷くなるので、漆喰で補修することにしました。
 台風通過後、屋根を点検してみたら「瓦がズレているように見えた」という中郡大磯町大磯のお客様です。その点検中に瓦が1枚なくなっていることも発見したそうです。令和元年房総半島台風は大磯町に直撃しなかったものの、海に近くもともと風が強い地域なのでさぞかし強風が吹いたのではないでしょうか。瓦がズレるような被害があっても、おかしくはありません。
 点検を行ったところ、確かにお客様がおっしゃる通り、瓦が1枚だけなくなっていました。それよりも問題なのは隅棟の方で、棟全体が下の方にずれている状態です。恐らく経年で下地が傷み、棟の重みに耐え切れず、全体的に下にずれてしまったのでしょう。棟瓦のずれたところから雨水が浸入しますとさらにずれが酷くなるので、漆喰で補修することにしました。


担当:白石


点検の様子~台風後のセメント瓦屋根の状況

飛散してしまった瓦 隙間ができてしまった棟

 屋根を眺めて見ると瓦が1枚なくなった部分があるだけで、それほどダメージを受けていないようにも見えますが、問題は隅棟にありました。大棟との間に隙間ができてしまっています。こういった隙間は漆喰などで塞がれているのですが、なくなってしまっています。これでは棟の中に雨水が入りたい放題です。

 

隙間ができてしまった逆側の棟 棟の頂点はほぼ隙間ができている

 他の部分の隅棟も同様に大棟との隙間ができています。元々、設置されていただろう瓦が飛散してしまったことで、大棟と隅棟の隙間が拡がってしまった部分もありました。どうも下地が傷んでいるらしく、棟全体が下の方へずれてしまっているようです。これをしっかり直すとなると、屋根葺き直しが選択肢となるのですが、屋根材がセメント瓦ですのでこちらがそろそろ耐用年数となります。残すは屋根葺き替えとなるのですが、そう遠くないうちにお家を解体することも考えているので、余計な費用は掛けたくないということでした。今回は漆喰で棟周辺の隙間を塞いで応急処置とします。

 

施工の様子~セメント瓦屋根の漆喰補修

瓦の差し替え 中古の瓦

 まずは飛散してしまった平場の瓦を直してしまいましょう。直すといってもこのご時世、令和元年房総半島台風で多くの瓦屋根が被災してしまったため、瓦は一気に貴重品となってしまいました。倉庫に保管しておいたセメント瓦を使用して差し替えたのですが、あいにくとまだら模様が付いたものしか残っていませんでした。申し訳ございませんが、こちらで我慢してもらうしかありません。

 

棟の隙間 漆喰を詰める

 問題の大棟と隅棟の隙間が開いてしまっているところに漆喰を詰め、雨水が入らないようにしていきます。ここから雨水が入ってしまうと棟内部に浸入し、熨斗瓦の土台となっている葺き土を流してしまうので、余計に棟が下がっていくことになります。

 

冠瓦がなくなっている 漆喰でカバー

 この部分はおそらく、斜めにカットした冠瓦が被せられていたのでしょうが、漆喰の剥がれとともに無くなってしまったようです。冠瓦も手に入らない状況なので漆喰で全体的に覆ってしまいます。これでしばらくは雨水の浸入は防げるでしょう。棟がこれ以上ズレることもなくなります。

 

竣工、棟周辺の漆喰補修

漆喰補修完了

 隅棟などが重みに耐えられず、下の方に移動してしまうというのは大きな地震後や、古い家屋で見受けられます。それなりに結構なダメージを受けているはずなので、これからも長く住み続ける場合は大きな工事となってしまいますが、屋根葺き直しや屋根葺き替えを行った方がいいでしょう。今回のお施主様のお家は敷地も広く、棟瓦が落下しても近隣には被害が出ないような立地でした。住宅が隣接している地域でこのような病状が出た場合、ご近隣にご迷惑とならないうちに屋根リフォームをしてしまうことをお薦めします。

 記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
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 2021年頃、瓦の破損が見られたのと、漆喰工事をご希望されているとのご相談をいただき、棟瓦取り直し工事を行わせていただきました!

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