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大和市中央にてセラマウントで葺かれた屋根調査、心木が腐食してしまうと棟瓦が固定できなくなります
大和市中央にお住まいのお客様からご相談頂いたきっかけは、近隣の方から屋根の一番高い所の瓦がズレてると指摘されたとの事でした。
おそらく「棟」のどこかの部分の事を指していると思いますが、現地に行きませんと状況が分かりません。
さっそく日程のお打ち合わせをし、調査に伺った様子を紹介します。
遠目から見てズレている箇所が見当たらない為に梯子を架けて屋根に上がります
近隣の方からの指摘という事は、どこからかはズレている箇所が見えるはずですがなかなか見つかりません。
屋根に上がる前にわかったのが、こちらの建物の屋根に使われているのは洋瓦という事です。ケラバ付近を見れば分かります。
指摘された箇所、一番高い所というと棟にあたりますが、洋瓦の場合棟は心木と呼ばれる木材に釘で固定してあります。それがズレているとなると釘が抜けて瓦が落ちてしまっている事も考えられます。それでは実際屋根に上がり細かく調査してみます。
急勾配6寸で葺かれた屋根のズレた箇所はやはり棟でした
屋根に上がると思ったよりも急勾配でした。測ってみると6寸の急勾配屋根です。屋根の上は経年での汚れにより滑りやすくなっていた為に軒先の方は歩くのは危険な状態でした。
その屋根の一番高い所にズレたと指摘された箇所を見つける事ができました。写真右がその部分です。ちょうど隅棟と別れる手前の大棟の瓦が外れかかっていました。
本来、写真に見えている心木と呼ばれる木に釘で固定してあるはずですが、釘がこの外れている箇所含めてない箇所が多く見受けられます。
外れていない瓦も、心木にのっかっているだけの状態です。これでは台風や強風がきたら屋根から落ちてしまうでしょう。また修繕も急ぎませんと外れた瓦の隙間から雨が降ると全て心木も水を吸い込み、隙間からは建物内に雨水が入り込んでしまいます。
心木には化粧漆喰が塗られていますが、水を吸っている期間が長いのか心木にも雨染みが出てしまっていますが、漆喰も剥がれかかっている箇所が多く、修繕が必要な状況です。
瓦は丈夫でも固定するための受け皿が腐食してしまっていたら固定ができません。
外れていた瓦の近くには固定するのに打たれていたであろう釘が見つかりました。釘頭から錆が回ってしまっているのが分かります(写真右)。
漆喰が剥がれてそこから雨水が入り込んでしまい、心木が腐食し結果そこに打ち込んである釘が浮いてしまい、最終的に瓦の外れに繋がったと思われます。
今回は棟瓦が外れた箇所だけではなく近くの棟に打ち込まれている釘も多く浮いてしまっている事から、棟取り直し工事を行う事となりました。
瓦はそのままに心木の交換と漆喰の塗り替えを行い土台をしっかりと作った上に再度瓦をのせ固定します。
陶器瓦の棟のズレや漆喰の傷みを放置すると建物が傷み、雨漏りに繋がります。
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