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逗子市沼間で築26年になるお住いの棟板金を調査、貫板が腐食していたため飛散する可能性がありました
逗子市沼間にお住まいのT様より、棟板金の補修見積りをしてほしいとのお問い合わせを頂きました。どうやら棟板金を固定している釘が外れてしまった箇所があるようで、強風に煽られると飛散してしまうかもしれないとのことです。棟板金が屋根から落下してからではどんな被害に繋がるか分かりませんので、不具合に気づけた時点で点検を行うことが重要となります。
棟板金の様子
さっそく点検にお伺いしますと、確かに棟板金が飛散してしまいそうな状態でした。釘に浮きが見られますが、これは棟板金に覆われている貫板が腐食して固定が弱まっているからです。大きく外れかかっている棟板金の中を撮影してみますと、腐食した貫板が崩れて釘の固定が効かなくなっていることが良く分かりました。
棟板金自体は頑丈でも、経年によって釘の固定が弱まっていくケースは多いです。棟板金には雨水の浸水を防ぐ役割がありますので、飛散はしておらずとも雨漏りが発生してしまう前に補修をする必要があります。
塗装も必要な状態です
棟板金以外にも、屋根全体の調査を行います。お客様邸の屋根にはスレートが使用されており、全体的に苔の繁殖が目立つ状態となっていました。スレートは防水機能を持たない屋根材ですので、定期的な塗装によって雨の影響から保護する必要があります。苔やカビが繁殖しているのは塗装が必要な合図ですので、こちらもスレートが傷んでしまう前にメンテナンスを考えなくてはなりません。
調査の結果から、T様には棟板金の交換と屋根塗装工事をご提案致しました。立地や環境にもよりますが、棟板金は10~15年が交換の目安となっておりますので、台風などによる飛散が起きてしまう前に点検を行うことをお勧めいたします。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてスタッフ全員のマスク着用やアルコール消毒を徹底しております。屋根の上は確認することがなかなか難しいかと思いますので、ぜひ街の屋根やさんにお問い合わせください。
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