小田原市小台にて瓦屋根の現地調査、屋根から落ちてくる白い塊の正体は経年劣化によって剥がれた漆喰でした

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小田原市小台にて瓦屋根の現地調査、屋根から落ちてくる白い塊の正体は経年劣化によって剥がれた漆喰でした

更新日:2023年04月14日

 小田原市小台にお住いのお客様より、瓦屋根のご相談をいただきました。築30年以上のお住まいで瓦屋根の上から白い塊が落ちてきたため調べてほしいとのことで、現地に伺い状況を確認させていただきました。

 街の屋根やさんでは、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を引き続き行い、お客様に安心していただけるよう現地対応にあたらせていただきます。

 

棟の漆喰は経年劣化してしまいます。

 

屋根の上から白い塊が落ちてきた!となる前に、棟取り直し工事をしておきましょう!

 

内部に藻や黒カビなどが繁殖しています。 経年劣化により漆喰が剥がれ落ちています。

 棟を近くで見てみると、内部に藻や黒カビなどが繁殖しており、白い漆喰が剥がれ落ちている箇所が多いことがわかります。「瓦屋根の上から白い塊が落ちてきた」というご相談の原因は、漆喰の経年劣化によるものだったのです。
 漆喰の耐用年数は20年程度と言われています。そのため、今まで目に見える変化もなく不具合も感じられなくとも、一度も点検をしたことがない方であれば専門業者にご相談していただくことをお勧めします。

 

雨漏りをしない屋根にするには、棟取り直し工事で漆喰の剥がれと歪みを修繕しましょう!

 

隅棟は屋根の頂上の大棟から雨樋の方向に伸びている部分の事です。 内部に藻や黒カビなどが繁殖しています。

 こちらの写真は隅棟(すみむね)といい、屋根の頂上の大棟から雨樋の方向に伸びている部分です。先ほどの大屋根部分の棟と同じく、表面部分に黒カビや藻が繁殖し、白い漆喰が剝がれてしまっていることが窺えます。
 漆喰には瓦を固定するという重要な役割があります。そのため漆喰が劣化し剥がれ落ちると瓦の固定力が弱くなり、棟瓦が動きやすく、ずれてしまいます。ずれた瓦の隙間からは雨水が侵入しやすくなります。
 それに加え、経年によってルーフィングと呼ばれる防水紙が傷んだ建物は、傷んだ部分から雨水が建物内に入り込んでしまいます。そして下地の腐食が進み、屋根裏は白カビだらけになってしまう上に、雨漏りまで起こってしまうのです。
 気が付いた時にはもう手遅れになってしまっていた、となる前に、定期的な棟のメンテナンス、漆喰のメンテナンスが必要なのです。

 今回伺ったお住まいでは下地の状態に問題がなかったため、棟取り直し工事(税込\18,150/m²~)のご提案をさせていただきました。
また、漆喰の剥がれ・崩れが軽微であれば漆喰詰め直し工事(税込\6,600/m²~)のご提案ができます。もしルーフィングが傷んだり、切れていたりなどしていた場合は、葺き替え工事(税込\1,097,800~)の一択になってしまいます。
 料金は施工内容によって変動があります。無料でのお見積もりを承っておりますので、お気軽にお問合せください。

 私達、街の屋根やさんでは、瓦屋根の雨漏り調査やその修繕工事、または雨漏りを事前に防ぐ工事のご提案が可能です。瓦など、屋根に関する工事の事なら街の屋根やさんへお任せください!

 記事内に記載されている金額は2023年04月14日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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