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逗子市桜山で令和元年東日本台風で破損した瓦屋根を、棟瓦取り直し工事で災害復旧しました
【施工前】
【施工後】
施工内容棟瓦取り直し
築年数28年
平米数11.8m
施工期間3日間
使用材料シルガード(黒)
費用32.5万円
ハウスメーカーハウスメーカー不明




【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
風圧の強い台風では、瓦屋根が破損する被害件数が非常に多く発生します。令和元年東日本台風やその1か月程前に発生した令和元年房総半島台風は、非常に風圧の強い台風でした。そのため神奈川県でも被害件数が多く、逗子市桜山にお住いになられているW様のお宅もその中に該当しておりました。普段は固定されている瓦ですが、風圧により抜け落ちたり、倒壊したり、飛ばされて落下したりします。また、飛来物によって割れることもございます。
逗子市桜山W様のお宅の瓦屋根では、切妻と呼ばれる形状の屋根の先端に取り付けられている巴瓦(ともえかわら)がズレてしまいました。それに気が付いたことで点検にお伺いいたしましたが、点検の中では熨斗瓦(のしかわら)が抜け落ちていることが分かり、桟瓦(さんかわら)と熨斗瓦(のしかわら)に詰められている漆喰も剥がれ出しておりました。また、飛来物が当たったことで桟瓦が割れておりました。
割れた桟瓦は新しいものと交換すれば良いのですが、複雑な造りをしている棟に関わっている部分に関しては、棟瓦の造りを一度解体して、新しく造り直す必要がございます。逗子市桜山W様のお宅での瓦屋根は、割れた瓦の交換と棟瓦取り直し工事が必要な状態でした。
現在、新型コロナウイルス(covid-19)の影響が拡大しております。街の屋根やさんでは、マスク着用やこまめな消毒、ソーシャルディスタンスなどの対策を行い続けており、打合せや商談などもzoomを使用することを推奨しております。
逗子市桜山W様のお宅の瓦屋根では、切妻と呼ばれる形状の屋根の先端に取り付けられている巴瓦(ともえかわら)がズレてしまいました。それに気が付いたことで点検にお伺いいたしましたが、点検の中では熨斗瓦(のしかわら)が抜け落ちていることが分かり、桟瓦(さんかわら)と熨斗瓦(のしかわら)に詰められている漆喰も剥がれ出しておりました。また、飛来物が当たったことで桟瓦が割れておりました。
割れた桟瓦は新しいものと交換すれば良いのですが、複雑な造りをしている棟に関わっている部分に関しては、棟瓦の造りを一度解体して、新しく造り直す必要がございます。逗子市桜山W様のお宅での瓦屋根は、割れた瓦の交換と棟瓦取り直し工事が必要な状態でした。
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担当:佐々木
【調査の様子】
令和元年東日本台風の影響により瓦屋根に異変が起こっていた逗子市桜山にお住いになられているW様お宅の屋根を調査いたしました。瓦屋根の先端に取り付けてある巴瓦(ともえかわら)の位置がズレておりました。
瓦屋根の隙間を埋めている漆喰の色もかなり変色しており、築30円以上が経過した瓦屋根は令和元年東日本台風によって復旧工事が必要な状態になっておりました。巴瓦の上にある緑色のものは銅線です。銅線が緑青をふいている状態のものです。
雨水や風が激しく当たったことで漆喰の表面も削れた状態になってります。基本的に漆喰が詰められている箇所は、雨水が侵入しては困る箇所です。雨水は侵入してしまうと雨漏りを引き起こしたり、他の建築資材を傷ませてしまうことに繋がります。
棟瓦を見てみると、熨斗瓦(のしかわら)が今にも抜けそうになっておりました。本来は熨斗瓦がこのように抜け出ることはございません。これも雨水や風の影響があったといえます。
【施工の様子】
棟に絡んだ瓦に不具合が起こっていたということで棟瓦取り直し工事で復旧いたします。棟瓦取り直し工事は、既存の瓦を再利用することが出来る工事です。破損具合が著しい瓦のみを新しく交換するだけで良い工事です。しかし、既存と同じ瓦が存在しなければ行うことができない工事とも言えます。
逗子市桜山W様のお宅の瓦はとても一般的な瓦で、交換が可能でしたので棟瓦取り直し工事行えました。一度既存の棟瓦を解体して棟瓦無くしてしまいます。
一度解体した瓦は、端に寄せておくか下に降ろしておくかしておきます。棟瓦があった箇所は使用していた土や泥などが散乱いたしますので、清掃を行って新しい棟瓦を造る準備を行います。赤く見える糸は、棟瓦を新しく造るときに必要なラインです。このラインを外側に超えないうよに進めて参ります。
今回は漆喰の代わりにシルガードと呼ばれる材料を使用していきます。漆喰を製造しているメーカーさんが販売している現代版の漆喰がです。
シルガードは漆喰よりも耐久性や防水性に優れており、シルガードを使用する際には土や泥を使用いたしましせん。まずはシルガードを棟にある瓦と瓦の間に積んでいきま。シルガードは鏝で均されて極力平らな状態を造り出し、その上に熨斗瓦を積んでいきます。軽く叩きながら合わせていきます。
最初のこの部分が平らになっていることが後々とても重要になってきます。シルガードを使用して更に熨斗瓦を載せるという作業を、熨斗瓦の段数分だけ繰り返し行って参ります。
熨斗瓦は全部で3段あり、設置した熨斗瓦の隙間にシルガードを詰めて均す作業を3段分繰り返します。この作業の途中で新しい銅線を仕込んでおき、3段積み重なった熨斗瓦の上にさらにシルガードを詰めて冠瓦を載せます。新し銅線を冠瓦の上まで束ねるように回して固定するように括ります。
棟瓦取り直し工事は、棟瓦を一度解体して新しい詰め物と銅線を使用して、新しく既存の瓦を積み直す工事です。これによりズレた巴瓦や抜け出てきた熨斗瓦も直ります。
台風の際は飛来物により割れたり欠けたりすることがあります。棟瓦取り直し工事を行っている作業中に、調査時に見つけた割れた桟瓦も交換いたしました。生産を行っている瓦であれば、このように破損した瓦だけを交換することが可能です。
新しい瓦と比べると、既存の瓦の方が色が薄くなって傷んでいるように見えますが、茅ヶ崎市松林W様のお宅の瓦は、人が歩いても全く割れることのない瓦でしたので交換いたしました。
【完成】
茅ヶ崎市松林W様のお宅の令和元年東日本台風の影響で不具合が生じた瓦屋根を、棟瓦取り直し工事で復旧することが無事に出来ました。台風が通過した後、ご自宅の屋根の不具合に気づくのはなかなか難しいかと思います。ただ、台風が通過したあとに不具合が生じているお宅は非常に多いの実状です。
私達、街の屋根やさんでは、点検・調査・お見積を無料で承っております。瓦屋根でお困り・お悩み・ご心配がございましたら、街の屋根やさんの点検・調査をご利用ください。この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2020年10月16日時点での費用となります。
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